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 26年ぶりの日本一へ――。DeNAの牧秀悟内野手(26)は2日、雨天順延となった「SMBC日本シリーズ2024」第6戦に向けて、気持ちを切り替えた。

 横浜スタジアムで2日に行われる予定だった第6戦は雨天のため、中止が決定。日程は1日ずつずれ、第6戦が翌3日(日)、第7戦は4日(祝)に横浜スタジアムで行われる。ともに午後6時試合開始。DeNAは1998年以来26年ぶりの日本一に王手をかけている。

 取材対応した牧は「早く試合をやりたかった」と残念そうな表情を見せながらも、「延期になったことで良い調整もできますし、体も回復して万全の状態で臨めるかなと思います」と切り替えた。

 第4戦までは17打数2安打で打率.118だったが、10月31日の第5戦では1号3ランが飛び出した。「1本出て、ようやくチームに貢献できた」。王手を迎えた心境について「日本シリーズはテレビで見てた側だったので、本当にワクワクしているし、あと1勝勝つだけなので」と語った。

 チームはシーズン終盤、クライマックスシリーズ(CS)と負けられない戦いを勝ち上がってきた。「CSファイナルと戦ってきて自信になっているし、チームも1つの束になってるので、明日も続けられるようにしていければ」。主将は大一番を見据えた。