40cmの薪をそのまま投入できる焚き火台「炎満」でキャンプ飯を作ってみた
こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。
焚き火を囲みながら調理を楽しみたいけれど、せっかくの火力を活用できる対象がマシュマロくらい…。というパターンはよくあります。そんなキャンパーの悩みを完璧に解決するギアがmachi-yaでプロジェクトを展開しています。
多彩なオプションパーツによる自在なカスタマイズが可能な「炎満」なら、焚き火を調理に有効活用できます。職人集団とアウトドアブランドが開発した無骨で味わい深い焚き火台は、もちろん純粋に焚き火を楽しみたい方にもおすすめ。さっそくプロダクトをお借りし、その多彩な魅力を体験してみました。
デザインと機能美の融合
一目見た瞬間に、思わず「渋い」と声が漏れてしまうほど、「炎満」の佇まいは魅力的なものでした。溶接痕ひとつない滑らかな円形は、まさに職人技の結晶。使えば使うほど味が出る黒皮鉄製の素材感は、キャンプサイトに侘び寂びの風情すら漂わせます。
この美しい円形デザインと縁に設けられた空気孔が、空気循環の促進にも寄与していて、薪を効率よく燃やしてくれそう。地面から5cmという低さで設計されているから、まるで直火のような暖かさを感じられるんです。
大判サイズで薪割り不要
焚き火といえば、ダイナミックに薪をくべて楽しみたいところ。ただ、一般的な焚き火台ではサイズが足らないことから、薪割りが必須ということもよくあります。
大判サイズの「炎満」は、40cmの薪をそのまま投入できる嬉しい仕様。これまでの焚き火に物足りなさを感じていた方も満足いくんじゃないでしょうか。
さっそく火を点けると、その空気循環のよさから見る見る火が大きくなっていきました。これなら火起こしが苦手という方の焚き火のハードルも下がるかも。
誰もが余裕を持って焚き火タイムの準備を整えられます。また薪が長く燃え続けるのも、楽しみが持続して嬉しい。それにしても、足元からジンワリと温まる感覚は格別で、手軽に焚き火を楽しみたいときには「炎満」本体だけでも十分役目を果たしてくれるかと思います。
カスタマイズ性が魅力
ただし、「炎満」のホントの魅力はカスタマイズ性にあります。この焚き火台、シンプルな見た目からは想像もつかないほど、多彩な使い方ができるんです。テーブル、ローテーブル、グリルプレート、五徳と、必要に応じてさまざまなオプションを追加できます。
たとえばグリルプレートと五徳を設置するとこんなかんじに。肉を直接焼いたりお湯を沸かしたりといった、キャンプ料理の醍醐味に焚き火を利用できるようになりました。各オプションパーツは本体にはめ込むだけで着け外しが簡単。必要なときに必要な道具が使えます。
調理面の高さも絶妙。火力の調整の難しい焚き火台調理では、網が低すぎて肉がコゲコゲ…といったこともよくありますが、「炎満」なら失敗しにくいです。火の大きさに応じてテーブル、ローテーブルと使い分けるとさらに効率よく調理可能になります。
オプションパーツを4つ設置すると、円形テーブルのような使い方が可能に。テーブル4つセットのオプションも用意されていて、より団らんに適した形状といえます。
オプションパーツを設置したまま、脇から薪が足せるのも使いやすい。風が通って追加の薪もよく燃えました。残り火を使ってカップ内のコーヒーを温かいまま保てるので、気が済むまで仲間と焚き火タイムを満喫してみてください。
使い終わった後の片付けも楽チン。空気孔に取っ手を取り付ければ安全に灰が捨てられますし、焚き火台の脚やオプションパーツの取り外しと収納も一瞬です。
準備から後片付けまで滞りなく行える「炎満」は、キャンプ初心者から上級者まで、みんなを笑顔にする焚き火台といえそうです。焚き火を囲む時間がより豊かで美味しいものに。「炎満」のさらなる魅力を以下からチェックしてみてください。
>>職人集団によって作られる、無骨で味わいのある“まるで直火”な焚き火台 「炎満」
Photo: 山田洋路
Source: machi-ya