“ハマのガッツマン”が好守に躍動！ 勝利を呼び込んだ桑原将志に坂口氏「チームに勢いをつけるためにもってこいの選手」
DeNAがソフトバンクに快勝。本拠地で連敗を喫したが、敵地で今シリーズ初勝利を挙げることに成功した。
DeNA打線は初回、ソフトバンク先発のスチュワートJr.から牧秀悟の内野ゴロの間に先制するも、ソフトバンクもDeNA先発の東克樹から近藤健介のタイムリーですぐさま同点に追いつかれる。そのまま進んだ5回、桑原将志のソロで勝ち越すと筒香嘉智にも犠牲フライが飛び出し2点を奪い、さらに8回には戸柱恭孝のタイムリー二塁打で突き放した。投げては東が7回まで最少失点で投げ抜き、後を継いだ伊勢大夢と森原康平も無失点で抑え切り、4−1で逃げ切った。
続けて「初回からいきなりまっすぐははじき返してくれる。で、次にフォアボール出て（5回のピッチャーの）代わりっぱなにファーストストライクをいきなり前（捌き）でガツンっていけるっていうのは、本当にチームに勢いをつけるためにもってこいの選手なのかなと僕は思いますね」と1打席目の二塁打から四球を挟み、決勝の本塁打と大活躍に頷いた。
もう一人の解説者の館山昌平氏も「もうほんとにまっすぐも強いですし、スライダーとか曲がり球も強い。飛びついてもヒットもできるタイプのバッターですので、絶対乗せてはいけないという中で、1打席目はほんとに慎重にいきますよね。もちろん積極的なので、球数少なく凡打が重なる時もあるんですけども、やっぱりこういう1打席目で乗れたというのが今日、ホームランにも繋がったのかなと思いますね」と投手目線で分析した。
また2回に飛び出したファインプレーに坂口氏は「なかなか前に飛び込む、頭から飛び込むっていうのは、リスクを考えてしまうのでできないことなんですけど、捕れるっていう自信と、確率が彼の中にあったと思うんで。それでしっかりキャッチできたっていうのは、彼のイケイケの良さのところの1つですよね」と元外野手として称賛した。
☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
