韓国Netflixで話題すぎて予約が取れない!『黒白料理人』出演者の店リスト韓国Netflixで話題すぎて予約が取れない!『黒白料理人』出演者の店リスト【ハングクTIMES Vol.178】
こんにちは、韓国在住の編集ライター・コーディネーターの二俣愛子です。
韓国では今、空前の『黒白料理人』ブームなのをご存じですか?
これは、韓国のNetflixで配信されている、料理人たちのバトル番組で、日本語では『白と黒のスプーン 〜料理階級戦争』というタイトルのようです。
この番組は今年9月17日に配信開始されましたが、リアルタイム放送時は、常にランキングトップ!最近は、どこに行っても「黒白料理人、観た?」という話題で持ち切りです。
そして今この『黒白料理人』に出演していた料理人たちの店は、どこも予約が全く取れないほど大人気になっているのです!
今回は、『黒白料理人』で個人的に印象に残った、黒さじの3人の料理人たちが働くお店と人気メニューをご紹介します。
■まずは作品についてザクっとご紹介!
白さじと黒さじに分けられた100人の料理人がナンバーワンをかけて戦うという内容なのですが、白さじは超有名シェフ20人、黒さじは無名のシェフ80人という構成。番組内では、黒さじは決勝に行くまで本名が明かされません。
ただのバトル番組にとどまらない魅力があるのは、黒さじのトップシェフたちは白さじのシェフに決して劣っていないという点。無名のシェフとトップクラスの有名シェフが同じ土俵で純粋に戦うというのが新鮮でした。黒さじの中には、なんと給食のおばさんも登場します。
また、戦う相手同士、白さじ、黒さじの区別なく、1人の料理人としてお互いに敬意を表している姿も印象的で、観ていて気持ちがいい。
さまざまな難題をクリアしながら、味は当然のことながら料理人としてのセンスや瞬発力、チームワーク、経営手腕なども丸裸にされてしまうのです。
勝ち上がっていくために料理で戦っていくわけですが、まるで韓国社会の縮図を見ているよう。展開も早く「次!次!」とぶっ通しで観てしまう面白さがあります。さらに、1000坪にも及ぶ超豪華なセットも必見!
と、熱がこもりすぎて前置きが長くなりましたが、 早速ご紹介していきます。
※黒さじのシェフたちは、番組内では自分でつけたあだ名で呼ばれています。“ ”内はあだ名です。
【写真】モデルもこなすイケメン!まさに“芸術”な料理を生み出すシェフ
■“ヨンタク”さんの店『ナムヨンタク』
もともと私もマップにピンを立てていた有名なチキンのマッチブ(おいしい店)。韓国ならではの参鶏湯(サムゲタン/鶏の中にもち米や韓方などを詰めて煮込んだもの)にヒントを得て、鶏の丸焼きの中にご飯を入れ、さまざまな国のスタイルで楽しめるのが人気の理由です。
代表メニューは香港スタイルの「ドン(東)ヨンタク」。中にはチョリソーのもち米ごはんが入っていて、麻辣黒酢ソースで味付けをしたもの。
ほかにもヨーロッパローストチキンスタイルの「ソ(西)ヨンタク」、アメリカンスタイルの「ペンキングタク」などもあり。
実際に食べたという友人は「おいしくて、すべて制覇してみたいと思った」とのこと。こちらも予約が全く取れない状況だそうですが、いつか絶対に行ってみたいお店です。
Information
ナムヨンタク
住所:ソウル特別市 龍山区 漢江大路80ギル 12
営業時間:午後5時〜午前1時
定休日:日曜
■“トリプルスター”さんの店『トリド』
画面に映った瞬間に「はい、めがねイケメンみっけ!」と、ときめいたのが“トリプルスター”さん。
ファインダイニング出身の彼が生み出す料理は、繊細かつ優美、まさに芸術です。黒さじではありますが、すでにミシュランの星を獲得していることもあり、優勝候補として名が挙がっていました。
ファインダイニングならではの繊細かつ高度な技術だけではなく、物語やその背景、想いなども料理に詰め込まれているということが、審査員とのやりとりで知ることができたのも面白かったです!
私はもともとメンズファッション雑誌の編集をしていたのですが、まさにファッションが好きな男性たちが、作り手の想いやストーリー、素材や原産国などにこだわるとの同じような視点で語られていたのが印象的でした。
また、彼の個人インスタグラムでは、モデルなどもこなす姿がチェックできます。さらに、番組に登場した料理人たちのコラボレーション企画を開催したり、出演者たちと談笑しながら食事を楽しむ様子を見ることができ、競争相手として戦ってきたメンバーが、こうして楽しそうに食卓を囲んでいる姿にほっこり。
Information
トリド
住所:ソウル特別市 江南区 宣陵路162キル 16 2階
営業時間:ランチ/正午〜午後3時、ディナー/午後6時〜午後10時
定休日:日曜、月曜
■“ナポリマフィア”さんの店『ヴィアトレド パスタバー』
番組内では常に自信満々で「自分が一番料理がうまい」と宣言していたナポリマフィアさん。
本場イタリアで修業を積んだ彼が作り出す料理は、細やかなこだわりがぎゅぎゅっと詰め込まれているのが、素人の私の眼でもわかるほどでした。そして、どれもきちんとストーリーがあって料理の天才ってこういうことだなと感じさせてくれました。
お店は龍山エリアにある生麺パスタのお店で、シグネチャーはボンゴレパスタ。個人的にも生麺パスタが大好物なので、ここも必ず訪れてみたいと思っています。
Information
ヴィアトレド パスタバー
住所:ソウル特別市 龍山区 元暁路83キル 7-2
営業時間:午後5時〜午後10時
定休日:日曜、月曜
■とにかく観て!面白いから!
韓国国内のトップ料理人たちが集結して、料理一本で戦っていく姿は、とにかくかっこよくてまぶしいくらいでした。
韓国においしいごはん屋さんはたくさんありますが、あらためて韓国のトップクラスの料理人とマッチブを知ることができたのも、よかった。
そして、つい最近、第2弾があることが発表されたばかりです!
韓国で話題沸騰の本作。まだ観たことがないという方は、ぜひチェックしてみてください。
韓国では今、空前の『黒白料理人』ブームなのをご存じですか?
これは、韓国のNetflixで配信されている、料理人たちのバトル番組で、日本語では『白と黒のスプーン 〜料理階級戦争』というタイトルのようです。
この番組は今年9月17日に配信開始されましたが、リアルタイム放送時は、常にランキングトップ!最近は、どこに行っても「黒白料理人、観た?」という話題で持ち切りです。
今回は、『黒白料理人』で個人的に印象に残った、黒さじの3人の料理人たちが働くお店と人気メニューをご紹介します。
■まずは作品についてザクっとご紹介!
白さじと黒さじに分けられた100人の料理人がナンバーワンをかけて戦うという内容なのですが、白さじは超有名シェフ20人、黒さじは無名のシェフ80人という構成。番組内では、黒さじは決勝に行くまで本名が明かされません。
ただのバトル番組にとどまらない魅力があるのは、黒さじのトップシェフたちは白さじのシェフに決して劣っていないという点。無名のシェフとトップクラスの有名シェフが同じ土俵で純粋に戦うというのが新鮮でした。黒さじの中には、なんと給食のおばさんも登場します。
また、戦う相手同士、白さじ、黒さじの区別なく、1人の料理人としてお互いに敬意を表している姿も印象的で、観ていて気持ちがいい。
さまざまな難題をクリアしながら、味は当然のことながら料理人としてのセンスや瞬発力、チームワーク、経営手腕なども丸裸にされてしまうのです。
勝ち上がっていくために料理で戦っていくわけですが、まるで韓国社会の縮図を見ているよう。展開も早く「次!次!」とぶっ通しで観てしまう面白さがあります。さらに、1000坪にも及ぶ超豪華なセットも必見!
と、熱がこもりすぎて前置きが長くなりましたが、 早速ご紹介していきます。
※黒さじのシェフたちは、番組内では自分でつけたあだ名で呼ばれています。“ ”内はあだ名です。
【写真】モデルもこなすイケメン!まさに“芸術”な料理を生み出すシェフ
■“ヨンタク”さんの店『ナムヨンタク』
もともと私もマップにピンを立てていた有名なチキンのマッチブ(おいしい店)。韓国ならではの参鶏湯(サムゲタン/鶏の中にもち米や韓方などを詰めて煮込んだもの)にヒントを得て、鶏の丸焼きの中にご飯を入れ、さまざまな国のスタイルで楽しめるのが人気の理由です。
代表メニューは香港スタイルの「ドン(東)ヨンタク」。中にはチョリソーのもち米ごはんが入っていて、麻辣黒酢ソースで味付けをしたもの。
ほかにもヨーロッパローストチキンスタイルの「ソ(西)ヨンタク」、アメリカンスタイルの「ペンキングタク」などもあり。
実際に食べたという友人は「おいしくて、すべて制覇してみたいと思った」とのこと。こちらも予約が全く取れない状況だそうですが、いつか絶対に行ってみたいお店です。
Information
ナムヨンタク
住所:ソウル特別市 龍山区 漢江大路80ギル 12
営業時間:午後5時〜午前1時
定休日:日曜
■“トリプルスター”さんの店『トリド』
画面に映った瞬間に「はい、めがねイケメンみっけ!」と、ときめいたのが“トリプルスター”さん。
ファインダイニング出身の彼が生み出す料理は、繊細かつ優美、まさに芸術です。黒さじではありますが、すでにミシュランの星を獲得していることもあり、優勝候補として名が挙がっていました。
ファインダイニングならではの繊細かつ高度な技術だけではなく、物語やその背景、想いなども料理に詰め込まれているということが、審査員とのやりとりで知ることができたのも面白かったです!
私はもともとメンズファッション雑誌の編集をしていたのですが、まさにファッションが好きな男性たちが、作り手の想いやストーリー、素材や原産国などにこだわるとの同じような視点で語られていたのが印象的でした。
また、彼の個人インスタグラムでは、モデルなどもこなす姿がチェックできます。さらに、番組に登場した料理人たちのコラボレーション企画を開催したり、出演者たちと談笑しながら食事を楽しむ様子を見ることができ、競争相手として戦ってきたメンバーが、こうして楽しそうに食卓を囲んでいる姿にほっこり。
Information
トリド
住所:ソウル特別市 江南区 宣陵路162キル 16 2階
営業時間:ランチ/正午〜午後3時、ディナー/午後6時〜午後10時
定休日:日曜、月曜
■“ナポリマフィア”さんの店『ヴィアトレド パスタバー』
番組内では常に自信満々で「自分が一番料理がうまい」と宣言していたナポリマフィアさん。
本場イタリアで修業を積んだ彼が作り出す料理は、細やかなこだわりがぎゅぎゅっと詰め込まれているのが、素人の私の眼でもわかるほどでした。そして、どれもきちんとストーリーがあって料理の天才ってこういうことだなと感じさせてくれました。
お店は龍山エリアにある生麺パスタのお店で、シグネチャーはボンゴレパスタ。個人的にも生麺パスタが大好物なので、ここも必ず訪れてみたいと思っています。
Information
ヴィアトレド パスタバー
住所:ソウル特別市 龍山区 元暁路83キル 7-2
営業時間:午後5時〜午後10時
定休日:日曜、月曜
■とにかく観て!面白いから!
韓国国内のトップ料理人たちが集結して、料理一本で戦っていく姿は、とにかくかっこよくてまぶしいくらいでした。
韓国においしいごはん屋さんはたくさんありますが、あらためて韓国のトップクラスの料理人とマッチブを知ることができたのも、よかった。
そして、つい最近、第2弾があることが発表されたばかりです!
韓国で話題沸騰の本作。まだ観たことがないという方は、ぜひチェックしてみてください。