今年1-10月は出入境者が1500万人突破―北京市

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北京出入境辺防検査総所(北京イミグレーション)によると、今年になってから同所で検査を受けた旅客は25日午後7時15分時点で延べ1500万人を超えました。前年同期比では約104.9%増で、昨年通年の出入境者の人数を上回ったとのことです。うち外国人は前年同期比約149.4%増の延べ381万3000万人でした。

10月に入ってからの同所での出入境者数は1日平均で延べ5万2000人で、10月20日には出入境者が延べ6万2000人に達し、うち入境した外国人は延べ1万2900人で、今年になってからの1日当たりの外国人入境数で最多でした。

中国は10月15日にポルトガル、ギリシャ、キプロス、スロベニアの4カ国の普通パスポート所持者に対して相手国の関連措置には関係なく入国ビザを免除する政策を試行しはじめました。中国政府がビザ免除対象国をさらに拡大するなど人の往来を便利にする措置を絶えず講じていることなどで、中国旅行に対する大いなる熱気が続いています。

10月25日までに北京で中国大陸部に入った外国人は前年同期比144.1%増の延べ197万2万人でした。外国人の訪中目的は主に観光や、親族あるいは友人訪問などです。ビザ免除で入境した外国人は前年同期の8.4倍の延べ59万5000人で、144時間トランジットビザ免除が適用された外国人は同3.1倍の延べ5万人余りでした。

10月27日には冬春の航空シーズンが始まり、北京−ロシア、北京−シドニー、北京−メルボルン、北京−シンガポールなど多くの国際線が追加さます。(提供/CRI)