田中碧のパフォーマンスが評価され始めている【写真:Getty Images】

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田中碧を元リーズ監督サイモン・グレイソン氏が称賛

 イングランド2部リーズ・ユナイテッドの田中碧は主力選手の負傷離脱が相次ぐなかでスタメンに定着し、パフォーマンスが高く評価されている。

 元リーズ監督のサイモン・グレイソン氏は「彼はファンタスティックな補強」と称賛している。

 ドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフから新加入した26歳の田中はここまでリーグ戦7試合に出場。最初はベンチからの途中出場が続いていたが、キャプテンのMFイーサン・アンパドゥの戦線離脱を受けて第8節ノリッジ・シティ戦から連続でスタメン起用されている。

 現地時間10月22日に行われたワトフォード戦でフル出場し、2-1の勝利に貢献。さらに2試合連続でファン投票によるプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出された。

 この試合を受けて元グレイソン氏は専門サイト英メディア「Leeds United News」で「タナカはどこにでもいた。35分頃からイエローカードを抱えながらプレーしていたにもかかわらず堅実で、ボール保持も快適で、いつものようにハードワークするが、4回目の先発ではタックルも強かった」と称賛している。

 また同メディアによると、グレイソン氏が「BBC Radio Leeds」で「今夜のリーズにとってタナカはおそらくベストプレイヤーだった。後半の最後は少し疲れていたかもしれないが、ここまでは素晴らしく、ファンタスティックな補強だ」と絶賛しつつ言及している。

 今夏活躍の場をドイツからイギリスへ移した26歳日本代表MFの今後の活躍から目が離せない。(FOOTBALL ZONE編集部)