スバルの「レガシィ アウトバック」(SUBARU提供)

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 SUBARU(スバル)は24日、スポーツ用多目的車(SUV)「レガシィ アウトバック」の国内販売を、来年3月末までの受注分で終了すると発表した。

 販売規模の縮小などが理由という。レガシィシリーズは現在、アウトバックのみの展開で、国内で30年以上親しまれてきたレガシィの車名はなくなることになる。

 スバルによると、北米での販売は継続する。

 レガシィは1989年に初代が発売され、現在は7代目となる。国内では今年9月までに、シリーズ累計で146万8673台を販売した。かつてはセダンやステーションワゴンも展開し、ステーションワゴンは一時期、国内市場で人気を集めたが、2014年にレガシィより車体が一回り小さい「レヴォーグ」に引き継がれる形で廃止された。