福岡県警察本部

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自動二輪の免許を持たずにオートバイを運転してパトロールを繰り返していたとして、福岡県警の交番勤務の24歳の巡査が書類送検されました。

福岡県警によりますと、早良警察署所属の24歳の巡査はことし7月から8月まで10回にわたり、自動二輪の運転免許を持たずにパトロール用の124CCのスクータータイプのオートバイを運転した道路交通法違反の疑いです。容疑を認めているということです。

24日付で停職3か月の懲戒処分となり、この日、依願退職しました。

8月に事案処理を終えて交番に戻る際、ヘルメットをかぶるのを忘れて制帽をかぶったままだったため違反の手続きをしたところ、自動二輪の免許を持っていないことが分かりました。車の免許証は持っていたということです。

この巡査は去年、警察学校に入校していた当時、交番勤務で必要な自動二輪の免許を取るよう指示されましたが予約が取れず、免許を取ったとウソの申告をして、去年9月から交番勤務にあたっていたということです。

当時から少なくとも56回は、勤務中に無免許運転をしていたとみられています。

免許の失効がないかは毎月、確認するということですが、種別を確認していなかったということです。福岡県警は全ての職員の免許証を確認するとしています。