MISIA、セイコーグループのアンバサダーに就任！「時を超えて心に届くような歌を」

2024年10月23日 18時52分

歌手のMISIA（46）が23日、都内で行われた、セイコー「THE GIFT OF TIME―時と生きる―」ワールドプレミアイベントに登場した。

セイコーは「時」という視点から日本文化をひも解くショートフィルムを制作。MISIAをはじめ、建築家の隈研吾氏らが出演し、それぞれが「時」への思いを語っている。

撮影場所に奈良県の東大寺を選んだMISIAは「世の安寧を祈って創建されて、1250年以上の時を刻んできた場所。私にとってもご縁のある場所でして、2020年、新型コロナウイルスの、いち早い収束を祈って歌を奉納した場所であり、昨年も歌を奉納した場所」と思い入れを吐露。「お寺と言う場所は日本では、時計がなかった時代に時を告げていた場所であり、そういう場所で『THE GIFT OF TIME』のお話をさせていただき、大変感慨深く感じ、インタビューをしていただいた」と感謝した。

自身の音楽制作でも「『息を合わせる』『一呼吸置く』というように、呼吸の仕方を使って時間を表すことがある。私の息遣いをしっかりと感じてくださるミュージシャンとは息の合った演奏をすることができます」と話し、「タイミングを合わせる時に『一緒に息をする』という言葉一つでニュアンスが伝わる。音楽を作る上で、日本の時間の捉え方から非常に影響を受けていると感じる。これからも多くの方に歌を聞いていただいて、願わくば、時を超えるような、100年200年と皆さまの心に届くような歌を歌えたら」と語った。

また、MISIAがセイコーグループアンバサダーに就任することも発表された。「素晴らしい時の大切さを伝えていらっしゃる『セイコー』さんのお役に立てるように活動していきたいと思います」と意気込んだ。