現在、プラネタリアTOKYO(東京都千代田区)、プラネタリウム満天NAGOYA(名古屋市)など全国5カ所のプラネタリウムで、「R18オトナ プラネタリウム 2回戦 -古代ギリシャのハレンチナイト-」なるイベントが開催されています。文字通り大人のためのプラネタリウムで、美しい星空の下、ギリシャ神話に秘められたハレンチな情事の数々を覗き見できるというもの。10月13日放送のCBCラジオ『八木志芳の私たちは求めてる』では、パーソナリティ八木志芳がこのプラネタリウムについてレポートしました。

業界が震撼?

「R18オトナプラネタリウム」は、コニカミノルタプラネタリウムが企画・制作。
2020年、夜限定の上映にもかかわらずSNSで人気を集め、第2弾が制作されました。
その特別上映が10月25日まで、全国5カ所の直営会場で行われています。

八木「プラネタリウムは暗くて閉鎖された空間。星空を眺めつつ天体について学べる場で、プラネタリウムでしか見られないオリジナルプログラムがある」

内容については未成年・高校生以下はお断り。直接的な表現満載のオトナなプログラムとなっていたそうです。

出演者も豪華で、YOUさん、バイきんぐの小峠英二さんがコメント。古代ギリシャ研究家の藤村シシン先生がナレーションを担当します。

八木「簡単に言うと、ギリシャ神話の神々の夜の営みのお話を、プラネタリウムらしく星座や惑星など天体のお話と絡めて紹介」

直接的な表現はイラストで表現されているようです。

「アゲー!」ってどういう意味?

足を運んだ八木は「学びになったことがいろいろあった」と振り返ります。

まず「ネタバレになるかもしれない」と前置きしつつ挙げたのは「古代ギリシャの喘ぎ声」とのこと。

八木「大人の営みが喘ぎ声とともに描かれているんですけれども、喘ぎ声っていうのは言葉がわからなくても伝わる」

その喘ぎ声は「アゲーッ」というもの。
「ギリシャの人にとって『アゲー!』とはどういう意味なんだろう?」と疑問に思いつつ「なんとなくわかる」と納得の八木。

八木「体験から生まれる言葉って世界を超えると思った(笑)」

性器の大きさは関係ない

そしてもうひとつ、八木が学んだのは「古代ギリシャの男性器の常識」。

八木「古代ギリシャ男性の『いいチンチン』の定義は(今の日本と)逆だったっていう」

日本で「いいチンチン」とは、なんとなく「大きいもの」という先入観が、いつの頃かインプットされています。でも、古代ギリシャでは小さい方がよかったそうです。

八木「なんかそれを聞いた時に、男性器そのものの大きさと、セックスの満足度は(昔と)変わらないんだなって」

価値観は時代によって変わります。
女性の身体の美しさも、昔であればふくよかな方が美しいとされていましたが、いまは細い方が好まれる…など、表面的な価値観も変わります。

八木「特に夜の営みに関しては、そこ(チンチン)の大きさに満足度は関係ないんだなって」

他にも古代ギリシャの同性愛のことなど「40分の短いプログラムに内容がぎゅっと詰まっててあっという間」だったとのこと。

お笑い満載のエロ

このプラネタリウムは直接的な表現が多々ありますが「どぎつい感じのエロじゃない」と八木。出演者のトークも軽快かつ笑いどころ満載でとても楽しみやすいそう。

八木「『変に興奮しないでくださいね、でも笑ってくださいね』みたいな案内とかが出て面白い」

会場にはカップルや女性同士で来ている人も多かったそうで、男女関係なく楽しんでいたようです。

八木「コニカミノルタのプラネタリウムだから映像がとにかく綺麗。天井一面がスクリーンでそこから迫ってくる映像が、もうとにかく大迫力!」

本当に古代ギリシャに入り込んだような臨場感を味わえたと振り返りました。
こちらは10月25日終了予定なので、「早めに行って観てほしい」と促す八木でした。
(野村)
 

八木志芳の私たちは求めてる
2024年10月13日22時43分〜抜粋(Radikoタイムフリー)