ソフトバンクが日本シリーズ進出!小久保監督 日本一奪回宣言「日本一になる。その強い決意を持って臨みたい」

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日本シリーズ進出を決めたソフトバンク(C)SANKEI

<2024年10月18日(金)クライマックス・シリーズ パ・リーグ・ファイナルステージ第3戦 福岡ソフトバンクホークス 対 北海道日本ハム @みずほペイペイドーム>

パ・リーグはソフトバンクが日本ハムに3連勝、アドバンテージの1勝を含めて4勝0敗として、日本シリーズ進出を決めた。

同点の4回、選手会長周東佑京内野手(28)が値千金の勝ち越しタイムリーを放ち、このリードを5人の継投で守り切った。ソフトバンクは4年ぶりの日本一へ、26日から始まる日本シリーズで巨人かDeNAと対戦する。

第3戦も王者らしい戦いぶりだった。初回2死一塁から山川、近藤の連続二塁打で2点を先制。同点に追いつかれた後の4回2死一・三塁では、選手会長周東が左翼へ勝ち越しタイムリーを放つ。

先発スチュワートが5回2失点と試合を作ると、尾形―杉山―ヘルナンデスーオスナと繋いで日本ハム打線を寄せつけなかった。それぞれがそれぞれの役割を果たす、まさに小久保監督が標榜する野球で新庄ハムを粉砕した。

「ファイナルステージは4番山川がどっしりと打線を引っ張ってくれて、ケガから復帰した近藤も足の痛みをこらえながら懸命にプレーしてくれた。周東も足が悪い中、1年間痛みを抱えながら選手会長としてチームを引っ張ってくれた。感謝しています」。指揮官はこの日の打のヒーローを褒め上げるとさらに続けた。

「今日もヘルナンデス、オスナが3連投。シーズン中もほぼない起用をしたんですけど、今日は勝ってたら今日までは連投でいこうと決めていた。本当に見事に期待に応えてくれたと思います」とブルペン陣の奮闘にも頭を下げた。

短期決戦ならではの采配で、レギュラーシーズンでは12勝12敗1分けと苦しんだ日本ハムをまったく寄せ付けず、次はいよいよ日本一奪回だ。

「リードした状態で3試合とも迎えられたので、そういう起用になりましたが。ベンチには劣勢になった時の中村晃。結局使わずじまいだったので、日本シリーズで暴れてもらいましょう。今日の喜びは今日の喜びとして切り替えて日本シリーズの準備をしたい。日本一になる。その強い決意を持って臨みたいと思います」指揮官は力強く日本一奪回を宣言した。


テレ東リアライブ編集部