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 ◇東都大学野球・第3週最終日 国学院大4―1日大(2024年10月17日 神宮)

 3回戦1試合が行われ、国学院大は日大を4―1で下して勝ち点を3に伸ばし、リーグ優勝へ望みをつないだ。今秋ドラフト候補の最速153キロ右腕・坂口翔颯(かすが)投手(4年)が6回から登板して3回1失点に抑えて今季初勝利。優勝は青学大と国学院大に絞られ、22日は国学院大が敗れると、青学大の4連覇が決まる。

 国学院大が4連勝で22年秋以来のリーグ制覇に可能性を残した。6回から3番手で登板した坂口は140キロ台中盤の直球を軸にテンポよくアウトを重ねて3回2安打1失点の好投。昨春以来の白星を手にすると「本当に久しぶりですね」と笑った。最終週の東農大戦は連勝すれば青学大が連敗で優勝、1勝2敗の場合でも優勝決定戦に持ち込める。負けられない戦いは続くが「チームの勝ちに貢献する投球をしたい」と覚悟を示した。