デヴィ夫人(2024年8月撮影)

写真拡大

デヴィ夫人(84)が、15日までにインスタグラムを更新。“紀州のドン・ファン”と呼ばれた和歌山県田辺市の資産家・野崎幸助さんと、18年に野崎さんに覚醒剤を摂取させ殺害したとして殺人罪に問われ、和歌山地裁で裁判員裁判が行われている、元妻須藤早貴被告(28)との3ショットを公開した。

同容疑者と初めて会った際「今度の子は相当根性の悪い子だな」「まさか結婚するとは思いませんでした」と当時の印象、思いをつづった。その上で、野崎さんが愛犬イブが死んだ際、同被告に向かって「お前が殺したんだろう」となじったことも明かした。

デヴィ夫人は、1つ前の投稿で、野崎さんを「色情狂」などと評し、それに続く投稿で、3ショットを撮影した際、須藤被告が「あなたは入らないで」と野崎さんを突き飛ばしたと振り返った。

その上で、野崎さんについて「女性を30万円で釣り、結婚すると騙し、親をご馳走して信用させ、それでも飽き足らずにコールガールと破廉恥なお遊びをし尽くした野崎さん」と女遊びの手法を紹介。一方で、男性には「無情な条件でお金を貸し、取り立て、裁判だらけの人生だったようです」と、かなり際どい高利貸を行っていたとした。「運の尽きがこのような悲しい結果になるとは、誰が予想したでしょう。悲しき宿命とでも言うでしょうか」と評した。

また、野崎さんが須藤被告と結婚後「彼が結婚して間もなく愛してやまないイブちゃんを亡くした時、『お前が殺したんだろう』と須藤早貴さんをなじったとも聞きました」と、愛犬の死について同被告の関与を疑っていたと明かした。

その上で、野崎さんはイブが死んだ後、葬式を盛大にやりたいと希望し、デヴィ夫人をはじめ1000人もの有名人を呼んでいたと振り返り「イブちゃんのためにあれほど大掛かりなお葬式をしようとしていた彼が自殺するはずありません。野崎さんが亡くなり、イブちゃんのお葬式が中止になり、トランペット奏者と芸者衆をキャンセルするのに私は大童」と思い起こした。

また「野崎さんが亡くなった2ヶ月後、前妻が封筒を持って私を訪ねて来ました。不思議なのは『僕に何かあったらこれを夫人に』と渡されていたのに、亡くなってから2ヶ月も経ってからそれを届けに来たことです」と、野崎さんの前妻が死から2カ月後に封筒を渡しに来たと明かした。

ただ「封筒には非常に古い鍵が一つ、それと国債証券が2枚、手紙も何もありませんでした。どこの鍵かはわかりません(中略)鍵は田辺署にお渡ししましたが、結局はどこの鍵かわからず戻ってきました。また同封されていた2枚の何百億円の国債証券ですが、それらは全て実によくできた偽物と判明」とも明かした。

デヴィ夫人は「ものすごく精巧に作られた証券でしたが、額があまりにも大きいことから最初から疑わしいものでした。この鍵と国債証券は、野崎さんが担保として渡されたものなのでしょうか。彼でも騙されることがあったのですね」としている。