シート打撃に登板した大勢はオコエの折れたバットを避けて転倒

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 巨人は12日、16日から始まるCSファイナルSに向け、東京ドームで全体練習を行った。シート打撃にはバルドナード、平内、高梨、船迫、大勢らリリーフ投手が登板。それぞれ順調な仕上がりを見せたが、守護神・大勢がヒヤリとする場面があった。

 カウント1−1を想定し、オコエとの対戦。内角を狙った直球にバットが真っ二つに割れた。打球は右翼ファウルグラウンドに飛んだが、折れたバットが大勢の足元を襲う。とっさにジャンプしたが、受け身が取れず背中から倒れ込んだ。幸いにも大事には至らず、大勢もマウンドで苦笑い。打ったオコエもホッとした表情を見せた。

 登板後、大勢は「打席に立つ前から『インコースはくんなよ』って言われていたので、いったろうかなと思って」とニヤリ。「そしたらバットが飛んできました」と笑わせながら、「オコエさんはパワーがあるので、力勝負に勝ててよかったです」と、調整登板の結果と内容に手応えを感じていた。