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 西武の西口文也新監督(52)の就任会見が11日、東京都内のホテルで行われた。

 飯田光男球団本部長と出席した西口新監督は「今は身が引き締まる思い。私が西武に入団してから30年目を迎えた。今年は打てなかったことで6位になって、ここをどうしようかなと考えている。守りの野球が理想なのでそこで打線がかみ合えば」と3年ぶりに最下位に沈んだチームの再建を誓った。

 西口新監督は現役時代に通算182勝を挙げた元エースで15年の引退後は1、2軍投手コーチを計5年、2軍監督を3年歴任。投手目線の指導力に定評があり、そのタクトに期待がかかる。2軍監督を務めた今季はイースタン・リーグで首位争いを繰り広げた。20、21年は最下位だった2軍を、西口新監督の就任後は22年から5位、3位とチーム力を上げて実績がある。

 飯田光男球団本部長は「誰よりもチームの状況を把握している。来季は勝ちにこだわって、厳しい集団、戦う集団を作ってもらいたい」期待を寄せた。