ポポヴィッチ新体制の豪州が待望の初勝利! 地元メディアも期待「W杯への希望が復活した」「新時代が幕を開ける」

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 FIFAワールドカップ26アジア最終予選・グループC第3節が10日に行われ、オーストラリア代表と中国代表が対戦した。中国に先制を許す苦しい立ち上がりとなったオーストラリアだが、3得点を奪って逆転勝利。かつてサンフレッチェ広島でもプレーしたトニー・ポポヴィッチ新監督体制の初陣で、アジア最終予選初勝利を手にした。

 9月の2試合で1分け1敗と勝利なしに終わったオーストラリアにとっては待望の勝ち点3となった。オーストラリアメディア『News. com.au』は「ポポビッチ監督のもと、オーストラリア代表の新時代が幕を開ける」という見出しで報道。「ポポビッチ監督にとって初めての試合。この勝利はまさに望んでいたものだった」と伝えた他、『オーストラリアン・アソシエーテッド・プレス(AAP通信)』は「中国を破り、ワールドカップへの希望が復活した」と報じている。

 またこの試合のプレーヤー・オブ・ザ・マッチには、1得点1アシストのMFクレイグ・グッドウィンが選出された。グッドウィンはアデレード出身で“地元凱旋”となった一戦で躍動。『News. com.au』は「グッドウィンは中国戦で素晴らしいパフォーマンスを見せ、地元の熱狂的なファンの前で活躍した。中国にとって危険な存在となり、ゴールとアシストで重要な役割を果たした」と称えている。

 オーストラリアは次戦、10月15日(火)19時35分〜日本代表とのアジア最終予選第4節に臨む。