衆議院が解散し、選挙モード全開となった石川県内の選挙区。

候補予定者たちもあいさつ回りや街頭での演説を繰り広げるなど、臨戦態勢へギアチェンジです。

石川1区は、現職と新人あわせて5人が立候補を表明

県都・金沢の石川1区では、これまでに5人が立候補を表明しています。

2度目の国政挑戦となる立憲民主党の荒井淳志氏は、自分たちのぼろが出る前に選挙していると自民党を強く批判します。

石川1区 立憲・荒井淳志氏

「こうして解散になったことでおかしいときちっと皆さんの生活暮らしを支えていくんだという強い思い出選挙戦に臨んでいきたい」

同じく前回の選挙にも出馬した日本維新の会の小林誠氏は、住民目線に立った施策を打ち出し、無党派層を取り込みたいとしています。

石川1区 維新・小林誠氏

「この3年間いつ選挙があってもいいように常在戦場で準備を進めてきたので総選挙は望むところ、これまでのご縁のある方々にしっかりと自分の思いを改めて伝える」

一方、最年少の立候補予定者の国民民主党の小竹凱氏。若い人が将来に希望が持てるようなビジョンを示したいと意気込みます。

石川1区 国民・小竹凱氏「私が他の候補と違うのは20年後30年後の将来を見据えたビジョンを持っている公示まで短い期間ですがそこは準備してきたのでしっかりと訴えていきたい」

共産党の村田茂氏は裏金問題からの真相究明に背を向けたままと石破政権を厳しく批判し対峙していく姿勢を明確にしています。

石川1区 共産・村田茂氏

「やっぱり看板を掛け変えただけの古い自民党政治のままでは私どもの生活は大変になっていくこれを終わらせて今の政治を前向きに変えていきたい」

石川1区では、金沢市の藤原徳英氏があす出馬会見を予定しているほか、金沢市の別の男性1人も立候補予定者説明会に姿を見せています。

石川2区は、現職と新人のあわせて3人が立候補

南加賀の石川2区。現職のほか2人が出馬を予定しています。

立憲民主党の小山田経子氏は選挙戦について改めて身の引き締まる思いと話し政治不信を払しょくし、国民のための政治にしたいと力を込めます。

石川2区 立民・小山田経子氏

「今なお裏金を作った議員の方は説明責任を果たしていないこの納めた税金をいかに正しく使っていくかという事が多くの人が知りたいこと走してほしいと思っているのでまずはしっかりとクリーンな政治にしていく国民の皆さんのための政治にしていくという事を訴えていきたい」

共産党の坂本浩氏は超短期決戦になったことで石破政権、自民党への不信感が大きく広がったと支持拡大を訴えます。

石川2区 共産・坂本浩氏

「納税者、暮らしの声を聴く姿勢が見られない石破総理が掲げる“納得と共感”とは裏腹、こういったことに政治を任せるわけにはいかない」

被災地を含む石川3区は、現職2人と新人が争う構図

一方、被災地・能登を含む石川3区では1つの議席をめぐって現職2人と新人が争う構図です。前回は野党共闘で候補者を立てなかった共産党。

今回、南章治氏は被災地の復旧を訴えます。

石川3区 共産・南章治氏

「本格復旧しないと仮復旧ではまた繰り返しになる市町ではもう無理だという声が悲鳴として挙がっている国としてやらなければいけないと思っているので選挙で訴えていきたい」

衆議院選挙は、15日公示、27日投開票されます。