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 タレントで俳優の杉浦太陽(43)が、9日放送のTOKYO MX「おはリナ!」(月〜金曜前7・00)に出演。消費税について言及する場面があった。

 元東京国税局調査官で現役東大生の芸人・さんきゅう倉田(39)による経済を基礎から学ぶコーナー「エコノマスト」では、この日の放送のテーマとして「消費税」が取り上げられた。

 消費税が導入された1989年当時(当時は3%)について、杉浦は「僕が生まれた頃は、消費税なかったんだ!と思って。徐々に上がっていったっていう気はしますね」と回顧。

 「お菓子とかが分かりやすかったりとかっていうね。うまい棒が値上がりしたりだとか」と直近の例を挙げつつ、「昔103円だったものが、今は110円ってことでしょう?…そりゃ、給料も上げてもらわないと困りますよね。実質、みんな下がっちゃってるってことでしょ?“税金が上がったから買い物するのやめようかな”って財布のひもを締めちゃうと、経済の悪循環になっちゃったりもしますけどね」と苦言を呈した。

 社会福祉の安定財源になっているのは、特定の世代に負担が集中せず、景気の変化にも左右されにくい消費税。杉浦は「こうやって社会福祉のために役立ってる税金ですから、消費税は仕方ないとして、もうちょっと下げてほしいとか言いたくなるようなその他の税金たくさんありますけどね」と苦笑いしていた。