「ポッカレモン100」と「カゴメトマトジュース」をかけ合わせた“トマレモ”をホット訴求、“キレトマ”の好評受け共同企画第2弾/ポッカサッポロフード&ビバレッジ、カゴメ

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ポッカサッポロフード&ビバレッジとカゴメは、共同企画第2弾として「ポッカレモン100」と「カゴメ トマトジュース」をかけ合わせた“トマレモ”のホット飲用の提案を強化する。両社は、2024年6月からポッカサッポロの「キレートレモン」とカゴメの「カゴメ トマトジュース」を1:1でかけ合わせた飲み方“キレトマ”の提案を行ったところ好評で、両製品とも認知や新しい飲用経験が広がり、売り上げの伸長に貢献したという。そこで、秋も共同企画として“トマレモ”のホット訴求に取り組むことになった。

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特に、10月5日「レモンの日」、10月10日「トマトの日」に向けては、店頭での売り場提案を行うとともに、両社でSNS企画として“トマレモトライアルセット”などが当たる「#トマレモはじめよう 秋の健康習慣キャンペーン」を10月4日〜14日まで行う。

なお、ホットで楽しむ“トマレモ”の作り方は、「カゴメ トマトジュース」(200ml)に「ポッカレモン100」(小さじ2)を加え、耐熱性のマグカップに中身を移して電子レンジで温めれば出来あがるという。

両社は10月3日に共同企画についての説明会を開催した。カゴメのマーケティング本部飲料企画部の西村晋介部長は、共同企画のねらいについて次のように話す。

「トマトジュースについて“機能面の関心はあるけど味が少し苦手”という方には、レモンを加えて、その方が少しでもおいしく飲める提案をすることにより、手に取っていただくことを期待している。また、トマトジュースは、スープや料理に使われたり、お酒との相性も良い。その中でも、レモンとの相性はとても良いので、現行ユーザーの飲む量や使う機会を増やしていきたい」。

ポッカサッポロフード&ビバレッジの常務執行役員マーケティング本部の簗瀬尊弘本部長は次のように話す。「私は実はトマトジュースが苦手だったが、“トマレモ”はとてもおいしく飲むことができる。トマトジュースがちょっと苦手だという人も、ぜひ新しい飲み方を試していただきたい。これまで両社の製品に接点のなかった新しいお客様が増えることも期待している。寒い時期には、ホットでおいしい“トマレモ”の訴求を強化していく」。

(左から)西村部長と簗瀬本部長

共同企画の背景には、サウナブームによる「サウナドリンク」への関心の高まりがあったという。それにより2022年から“キレトマ”“トマレモ”の提案を開始し、2024年6月には“キレトマ”の推奨販売を行い、2024年10月から新たにホットで楽しむ“トマレモ”を提案することになった。

「カゴメ トマトジュース」は、2024年1〜6月実績が金額ベースで146%、「ポッカレモン100」も前年実績を上回って推移している。好調な販売であることや機能性表示食品など共通点が多いこともあり、共同企画を実施する店舗が広がっている状況だ。