今週の【早わかり株式市況】4週ぶり反落、新政権警戒感と中東緊迫化で乱高下
【↑】 10月 4日(金)―― 続伸、手控え気分が強く方向感に欠ける展開
日経平均 38635.62( +83.56) 売買高18億1827万株 売買代金 3兆8802億円
■セクター・トレンド
(1)全33業種中、22業種が値下がり
(2)米港湾ストライキ終結を受け郵船 <9101> など海運が大幅安
(3トヨタ <7203> など自動車、東エレク <8035> など電機、HOYA <7741> など精密機器といった輸出株も売られた
(4)内需株も軟調。三井不 <8801> など不動産、OLC <4661> などサービス、NTTデータ <9613> など情報通信が安い
(5)金融株はまちまち。野村 <8604> など証券、オリックス <8591> などその他金融が下落したが、みずほFG <8411> など銀行、東京海上 <8766> など保険は堅調
(6)中東情勢の緊迫化が進みINPEX <1605> など鉱業が大幅に買われた。ENEOS <5020> など石油も高い
■【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
1(21) 防災 ── 石破新総裁の「防災省」創設構想で脚光
2(5) 防衛 ── 安保政策通の石破新首相に期待
3(3) 円高メリット
4(2) 半導体 ── TDKが低消費電力の「スピンメモリスタ」開発
5(7) 中国
※カッコは前週の順位
株探ニュース