とちぎテレビ

仕事を求める人1人に対しどれだけの仕事があるかを示す、栃木県内の8月の有効求人倍率は1・14倍で前の月をわずかに下回りました。

栃木労働局によりますと県内の8月の有効求人倍率は1・14倍で前の月より0・01ポイント下回りました。

「雇用情勢は、持ち直しの動きに足踏みがみられ今後も物価上昇などが雇用に与える影響に留意する必要がある」としています。

雇用情勢の動向を示す新規求人倍率は2・11倍で、前の月より0・01ポイント上回りました。

主な産業別の新規求人では、職業紹介や労働派遣業をはじめとするサービス業が前の年の同じ月と比べて18・1パーセント増え、大型イベントの交通整理などの需要で複数の警備会社からの求人が見られたということです。

一方で運輸・郵便業は前の年の同じ月と比べて14・4パーセント減少していて、2024年問題で人材が不足しているなかハローワーク以外の様々な方法で人材を募集していることが背景にあるとみられています。