ファンにあいさつをした新井監督(撮影・佐々木彰尚)

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 「ヤクルト2−5広島」(3日、神宮球場)

 広島が接戦を制し、連敗を4で止めた。1−1の九回に田村俊介が2点二塁打、途中出場の石原貴規も2点打を放って計4点を勝ち越した。実直に「うれしいです」と語った新井貴浩監督。5日は本拠地で今季最終戦を戦う。以下、一問一答。

  ◇  ◇

 −大瀬良の四回降板は当初の予定通り?

 「そんな感じ」

 −大瀬良は防御率1点台でシーズンを終えた。

 「よく頑張ったと思います。昨年悔しい思いをしたと思うので、今年なかなか前半戦はいい投球をしながら打線が援護をできなくて、勝ち星につなげることができなかったんですけど、防御率1点台というのは素晴らしいことだと思うし、1年間よく頑張ったと思います」

 −田村が九回に決勝打。今季は苦しんだが。

 「彼にとっては悔しい経験もしたと思うけど、いい経験になったんじゃないかなと。これをつなげてもらいたいね、来年に」

 −なかなか勝てなかったビジター最終戦で勝利。

 「それは素直にホッとしているというか、うれしいです。今日も平日にもかかわらず、こんなにたくさん。こういう状況にもかかわらず、こんなに応援に来ていただいて『1年間ありがとうございます』という気持ちです」