2024年3月に理研ビタミン株式会社から発売された「あえるわかめちゃん(R) ナムル風うま塩味」が、副菜づくりに便利だと注目を集めている。本商品は、野菜とあえるだけで簡単にひと品作ることができる味付きソフトわかめで、国内No.1(※)のレシピプラットフォーム「クラシル」との共創プロジェクトで生まれた商品だ。

【写真】「あえるわかめちゃん ナムル風うま塩味」を使った「たたききゅうりとわかめのうま塩ナムル風」

(※)クラシルは“料理/レシピ”カテゴリにおいてDL数No.1アプリ(2023年1月〜6月、iOS&Android合算値、対象国日本)、data.ai調べ

リケンとクラシルのコラボで誕生!「あえるわかめちゃん ナムル風うま塩味」


■「あえるわかめちゃん ナムル風うま塩味」開発秘話

注目を集めているのにはきっと理由があるはず!ということで、理研ビタミンの担当者に開発秘話を聞いてみた。

――本商品のアイデアはどこから?

プロジェクトの過程でクラシルユーザーに乾燥わかめについてインタビューしたところ、体によいイメージの一方で「正直、わかめを戻すのが面倒くさい」といった近年のタイパ(タイムパフォーマンス)重視を反映した声があることがわかりました。

また、クラシルのデータでは、コロナ禍以降「副菜を作りたい」というニーズが高まっていることが明らかになっていました。そこで当社は独自技術で開発した「水戻しが不要な、しっとり柔らかいわかめ」を使った「パパっと簡単に副菜が作れる商品」を商品コンセプトとしました。

――ちなみに、なぜ「ナムル風うま塩味」に?

味付けについてはクラシルユーザー約1400人にメルマガでアンケートを実施、投票数No.1の「ごま油とニンニクが効いたうま塩味」を採用しました。わかめの表面に味をつけることで野菜との味なじみをよくし、和えたてでも食べられる味に仕上げています。

――本商品のおすすめポイントは?

水戻しなしで使えるソフトタイプの味付きわかめであるという点と、きゅうりやピーマンなどのお好きな野菜と和えるだけで副菜が完成するという点です。「水戻しなし」「和えるだけ」という手軽さが、先ほどお話したように「タイパ」の面でも好評です。

【写真】「あえるわかめちゃん ナムル風うま塩味」を使った「たたききゅうりとわかめのうま塩ナムル風」


ピーマンをレンジで加熱して、ツナとあえるわかめちゃんと和えるだけ!「ツナピーマンのうま塩わかめ和え」


――ユーザーへのメッセージをお願いします。

当社はあえるわかめちゃんを通して、皆様のバランスのよい食卓づくりを応援します。「あえるわかめちゃん ナムル風うま塩味」をぜひお試しください。

■わかめを活用した「藻活」のすすめ

「わかめ」というと、近年注目が集まっている「腸活」にもひと役買っているのをご存知だろうか。腸活の火付け役として有名なのが、モデル・美腸プランナーの加治ひとみさんだ。その健康的で美しい体が多くの女性の羨望の的となっており、 “腸活のカリスマ”とも呼ばれている。

そんな加治さんが最近注目しているという最新の腸活術が「藻活」。藻活とは、わかめ、昆布、海苔などの海藻を含む藻類を積極的に日常生活に取り入れることだ。海藻はミネラルや食物繊維が豊富なので、腸内環境を整える効果が期待できるという。ここでは、加治さんが行っている藻活について紹介したい。

加治さんが藻活に使用している、理研ビタミン「ふえるわかめちゃん 三陸」


冒頭で紹介した「あえるわかめちゃん」のようにわかめをさまざまな料理に加えるのはもちろん、加治さん一押しなのが「わかめペースト」の活用だ。わかめをミキサーやフードプロセッサーで細かくすると、「アルギン酸」という成分が出て粘性が強くなるという。また、料理をふんわりさせてくれる性質もあるため、お好み焼きなどに使うとふわふわになるのだとか。わかめはほとんど味がなく味付けの邪魔にならないので料理のアレンジに使いやすく、冷凍保存しておけば必要なときにいつでも使えて、より便利。

ちなみに加治さんは、理研ビタミン「ふえるわかめちゃん(R) 三陸」を使ってわかめペーストを作っているそうで、その作り方も聞いてみた。

フードプロセッサーで簡単!わかめペースト


■「わかめペースト」の作り方

<材料>

乾燥カットわかめ(「ふえるわかめちゃん 三陸」):8グラム、熱湯:200ミリリットル

<作り方>

1. 乾燥カットわかめは水で戻し、水気を絞る。

2. フードプロセッサーに入れ、熱湯を加えて約1分半撹拌する。途中まわりについたわかめはゴムべらで混ぜ、全体を均一にする。

■加治さんおすすめ!わかめペーストを使ったレシピ

さらに、「わかめペースト」を使った手軽にできるレシピについても教えてもらった。

■「わかめdeふわふわお好み焼き」

わかめペーストを使った「わかめdeふわふわお好み焼き」


<材料>

キャベツ:4分の1個、水:120ミリリットル、卵:1個、豚ロース薄切り:120グラム、わかめペースト:40グラム、お好み焼き粉:70グラム、中濃ソース:大さじ4、顆粒だし:2.5グラム、マヨネーズ・青のり・かつお節は適量

<作り方>

1. キャベツは千切り、豚肉は半分に切る。

2. お好み焼き粉に卵、水、顆粒だし、わかめペーストを混ぜ、キャベツと揚げ玉を混ぜる。

3. フライパンに半量の豚肉を敷き、その上に2をのせて丸く広げ加熱する。豚肉に焼き色がついたら、残りの豚肉を上に広げて裏返して同様に焼く。

4. ソースを表面にぬり、マヨネーズをしぼる。青のり、かつお節をのせる。

■「レモン風味のわかめケーキ」

わかめペーストを使った「レモン風味のわかめケーキ」


<材料>

・砂糖:大さじ2、ホットケーキミックス:200グラム、卵:1個、わかめペースト(乾燥わかめ2グラム+お湯150ミリリットル)、サラダ油:大さじ1、レモンの皮:2分の1個分

<作り方>

1. オーブンは170度に予熱する。

2. レモンはすりおろし器で、皮の表面の黄色いところのみをすりおろす。

3. ミキサーにわかめペーストと2、卵・砂糖・サラダ油・ホットケーキミックスを順に入れていき、その都度よくかき混ぜる。

4. 3にわかめペーストを入れて、さらに混ぜる。

5. 型にペーパーを敷いて生地を流し込み、170度のオーブンで約30分焼く。

「藻活のポイントは継続することです。継続するためには、いきなり大量に海藻を摂るとお腹が張るなどの原因になりますので、少しずつ摂り入れてみるのがポイントです。個人的には藻活を始めたことで、便秘解消や疲れにくい体、美容面でサポートしてくれる実感があります。また“最新腸活”と聞くと、新しい食材に飛びつきがちですが、意外と身近なところ、スーパーやコンビニにスーパーフードがあります。アメリカと違い日本では海藻類が手ごろな価格で手に入れることができます。ぜひ今日から藻活を始めてみてはいかがでしょうか」(加治ひとみ)

今回紹介した、「あえるわかめちゃん ナムル風うま塩味」や「ふえるわかめちゃん 三陸」は、全国のスーパーやコンビニで販売されているので、ストックしておくとあとひと品ほしいというときに役立ちそうだ。腸活や藻活を考えている人は、「わかめペースト」づくりにもチャレンジしてみて!