Autodesk VRED Professional 2022.1 
Date: 2023/12/06 01:50:52
Simulation time: 131266
System time: 102437
Frame: 5

写真拡大 (全2枚)

日産新型「ノート」発売!…えっ1780万円!?

 日産の人気コンパクトカー「ノート」のマイナーチェンジモデルが、シンガポールでも発売されました。
 
 シンガポールのノートは、基本的に日本と同じ仕様ながら、価格は関税などにより16万800SDドル(約1780万円)と目を疑ってしまうほど高額です。

ノートが1000万円超え!?

 ノートは2005年にデビューしたハッチバックスタイルのコンパクトカーです。

【画像】超カッコイイ! 1000万円超えの日産「新型コンパクトカー」を 画像で見る(40枚)(30枚以上)

 2012年に2代目となり、2016年にシリーズ方式のハイブリッドシステム(エンジンで発電してモーターのみで駆動する方式)「e-POWER」搭載車が追加されると人気が一段と向上。2018年には日本の乗用車(軽自動車除く)販売ランキングで首位になりました。

 現行モデルは2020年登場の3代目にあたります。パワートレインはe-POWERのみで、最高出力116hp・最大トルク280Nmを発生します。

 今回発表されたマイナーチェンジモデルは、先に実施された日本仕様の内容に準じたものです。

 最大の見どころは新世代の「デジタルVモーション」を採用したフロントグリルで、先進感のあるデザインへと進化しました。またボディカラーの新色として鮮やかなターコイズなどが加わりました。

 日本での価格は229万9000円からですが、シンガポールでは16万800SDドルから。ノートに限らず、シンガポールでクルマが高いのは、厳しいマイカー規制が背景にあるからです。

 人口密度が世界第2位のシンガポールは、都市開発および渋滞対策の一環として、公共交通サービスを充実させる一方で、マイカーに対する各種税金を非常に高く設定しています。

 加えてマイカーを所有する権利や保険も高額。「車両の価格もコストも世界一高い」と言われるほどです。そのためコンパクトカーといえども大衆にとっては高嶺の花なのです。

 ちなみにノートの競合車であるホンダ「ジャズ(日本名フィット)」のe:HEVモデルは16万5099SDドル(約1830万円)からとなっています。