9回、同点のソロを放つ慶大・清原正吾(撮影・堀内翔)

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 「東京六大学野球、慶大3−3明大」(28日、神宮球場)

 プロ志望届を提出した慶大・清原正吾内野手(4年・慶応)がリーグ戦初本塁打をマークした。

 2−3と1点ビハインドの九回2死から初球を捉えて土壇場での同点弾をバックスクリーン左へ突き刺した。西武、巨人などで活躍した父・和博氏がスタンドで見守る中、ダイヤモンドを1周すると、ベンチ前で和博氏に向けて指をさし、アピールした。父はその瞬間、周囲とグータッチして喜びを分かち合った。

 この日は延長戦がなく引き分けた。

 正吾内野手は、高校時代はアメフト部で大学から野球に復帰。2年時の2022年秋にリーグ戦初出場した。