今季57盗塁目を決めた、ドジャース・大谷翔平(C)Getty Images

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ドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地クアーズフィールドのロッキーズ戦に「1番DH」で先発出場。2回の第2打席に右前適時打で出塁。今季57個目の盗塁を決め、イチローの持つ日本選手最多記録を更新した。

■足でも新たな金字塔

前日の試合では、2夜連続となる決勝適時打を放つ活躍で勝利に貢献。チームの3年連続地区優勝を自らのバットで掴み取った大谷。この日も序盤から打撃と足で打線をけん引。新たな金字塔も打ち立てた。
ドジャース2点リードで迎えた、2回表の第2打席。1死一、二塁で大谷は、相手先発カル・クアントリル投手の4球目スプリットを引っ張ると、打球は狭い一、二塁間を抜ける右前打に。この日初安打を記録し、次打者ムーキー・ベッツ内野手の打席で今季57個目の盗塁を成功させた。
これで大谷は、盗塁数でイチローの持つ日本選手最多記録を更新した。
大谷はここまで2打数1安打1打点1盗塁で、打率.306。試合は2回表が終了、ドジャースが5-1でリードしている。