【パリ時事】欧州サッカー連盟(UEFA)は27日、欧州チャンピオンズリーグ(CL)でファンによる人種差別行為があったとして、バルセロナ(スペイン)に対し、敵地で開催される試合のチケット販売禁止と罰金1万ユーロ(約160万円)の処分を科した。

 19日に行われた欧州CL、1次リーグ第1節の敵地でのモナコ(フランス)戦で、複数のバルセロナのファンが人種差別的な行動をした。試合は1―2で敗れた。UEFAの処分決定を受け、チームは欧州CLで次のアウェー戦となる11月6日の1次リーグ第4節、レッドスター(セルビア)戦のチケット販売を取りやめた。