日本ハム・北山

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 日本ハム・北山亘基投手(25)が6勝目を懸けて28日のソフトバンク戦(エスコン)で先発する。引き分け以上でシーズン2位&本拠地でのCS第1ステージ開催が決まる一戦へ「日本一に向けて最後までチームのピースになる。目標達成が全て」と闘志を燃やした。

 優勝を決めているソフトバンクとはここまで3度の対決で1勝1敗、防御率4・86。5月6日は敵地で3回6失点KOも、次戦8月24日はエスコンで8回3安打0封。圧巻の10奪三振で5勝目を挙げ、新庄監督から「2億点満点」と称賛された。「いい内容を続けていくことが信頼を置いてもらうためには必要。またCSで戦う相手だと思うので相手に嫌なイメージを植え付けたい」と力を込めた。

 3年目の今季は左足の疲労骨折で6月上旬から約2か月、戦線を離脱。「けがしていた分、出しきれていないというか燃え尽ききれてない部分がある。楽しんでいきたい」と気合をにじませた。(堀内 啓太)