ライプツィヒからリヴァプールへ移籍したところまでは良かったのに…… すっかりトラブルメイカーになったケイタはどこへ行く
ライプツィヒでの活躍からリヴァプールへステップアップし、そこでレジェンドのスティーブン・ジェラードが着用した背番号8を受け継いだところまでは理想のキャリアだった。
しかし、今やすっかり厄介者扱いとなっているのがギニア代表MFナビ・ケイタだ。
リヴァプールでは怪我続きで思うようにプレイできず、昨夏にはリヴァプールを離れてドイツのブレーメンへ完全移籍した。ケイタにとっては慣れたブンデスリーガに復帰することになり、当初はまずまず期待されていた。
独『Sport Bild』によれば、トルコのハタイスポルへの移籍案も進行していたそうだが、ケイタは納得せず。土壇場でキャンセルとなり、ケイタは今も移籍先が決まっていない。
クラブのディレクターを務めるクレメンス・フリッツ氏はケイタの今後について「UAEなど、まだオープンな市場はいくつかある。10月、あるいは今冬に解決策が見つかるかもしれない」とコメントしており、クラブとしても早期に決着をつけたい問題だ。
続けてフリッツ氏は「彼と契約したとき、それがチャンスになる場合もあればリスクになる場合もあると分かっていた。彼を可能な限り最高のレベルへ引き上げようとしていたが、大事な終盤戦で怪我人や出場停止の者がいる中で試合への帯同を拒否なんてことをすれば、それは大変なことだ」と批判も忘れていない。
ライプツィヒ時代は有望なセントラルMFだったはずだが、29歳の現在はどこかトラブルメイカーとなってしまった。