灼熱のDASH島に、あの季節がやってきた。年に一度、男だらけの夏のお楽しみ!リゾラバ2024!「去年楽しかったんで、アスレチックまた作っちゃいました」
去年は、手作りの海上アスレチックで夏を満喫。今年は、さらにバージョンアップ。DASH島史上最大、海上アスレチックレース開幕!

その前に、これも恒例、砂浜に流れ着いた漂着物をチェック。まず見つけたのは「これやばいでしょ」ドロっとした謎の黒い液体が入った小瓶。
こんな物でもDASH島なら役に立つことが。とりあえず匂いを嗅いで中身を確認。ここはじゃんけんで負けたリチャードが。「ガッツリ(嗅ぐの)はあかんやつ…、海苔系の何か?」

続いて見つけたのは、レトロな「汽車のおもちゃ?」レバーを引くと汽笛の様な音が。「ディーノ号に乗せたら汽笛代わりになる」
そして、「ソファーじゃない?」「(並んで座ったら)島の恋人岬みたいになるかも」と、松岡の横に、おもむろに城島が座り、命名「(47歳+53歳で)“100歳ベンチ"」

さらに、「扇風機?」今流行りの首かけ式。「電池に繋げて動くか試してみる?」中は錆びているが、羽根もモーターもある。
目下、進行中のDASH島電力化計画。炭や海水を材料に蓄電器を作り、蓄電技術を大学で学んだ際、島の電力化計画にと中古モーターも頂いていた。

これを扇風機のファンに繋ぎ、動力は「モバイルバッテリー」と言うには重量がありすぎる、DASH島製蓄電器。「赤い導線を青い導線に繋げれば…」「結構勢いよく回るね!」
そして、最後に見つけたのはボトル。全員が素通りしたくなるほどの見た目だが「バナナ?甘酒?ココナッツ?」では、この臭いチェックは、海上アスレチック対決の罰ゲームに!

では、早速その準備を。作っていたのは、颯爽と空中を滑るジップライン。コースはまず、揺れる波の上、幅およそ20cmの1本板とドラム缶の上を渡るゾーン。
続いて、ブランコに吊るされたロープで、5m先の海上土俵へ飛び移るターザンエリア。最後に櫓に素早く上って、海上ジップラインへ。上手く浮島に飛び乗れたらゴール。

ゴールへ辿り着くまでのタイムを競う、タイムレースバトル!1番手は、野生児シンタロー。ターザンエリアで多少手こずったが、見事コースを制覇し、タイムは2分30秒。
2番手のリチャードは、ターザンエリアで海上土俵に飛び移れず落水。続く城島は、まさかの秒殺、スタートから15秒で落水。残念ながらどちらも失格となった。

最終走者は、ミスターリゾラバ松岡。さすが、危なげなくゴールまで辿り着き、記録は1分15秒で今年も、MVPはミスターリゾラバ!
最下位の城島がボトルの匂いチェック。「あー!!何か饐(す)えた匂いというか…」長時間海を漂って何かが腐敗したのか、あの城島が膝から崩れ落ちる程の激臭。

と、ここで後輩たちが先輩2人を引き留め、「リーダー、松岡さん、お二人に見せたいものがありまして」実はこの日、TOKIOに内緒であるサプライズを用意していた。
その計画は、数か月前から始まっていた。今年の9月21日で、記念すべきデビュー30周年を迎えたTOKIO。先輩のお祝いにと考えていたのが、花火。

後輩たちが訪れたのは、秋田県大仙市。毎月花火が打ち上がる花火の街として知られ、日本三大花火大会の一つ、100年以上の歴史を持つ“大曲の花火"が開催される場所として有名。
そして、計画に賛同してくれた老舗煙火店さんへ。まずは、どんな花火でお祝いするか?そのアイデアは、普段TOKIOにお世話になっている後輩たちから事前に募っていた。

ライブのプロデュースも手がけ、TOKIOとも付き合いが長い後輩・横山のプランは「30って数字を、ババババッ〜!日本の夏!みたいな」
それは、ランスと呼ばれる火薬を枠に取り付け、絵や文字を描く仕掛け花火のこと。「TOKIO祝30年という文字を出して、その後ろで豪快に打ち上げる」

まず表したい文字の形に木枠を組み立て、炎が噴き出る焔管を10cm間隔で取り付ければ、「“T"のみ完成!」一文字にかかった時間は1時間弱。「あと8文字…」
さらに、藤原からもアイデアが。「昼花火!ハートの形で」「初めてバックで踊ったのがTOKIOさんの“ラブラブ♡マンハッタン"って曲」

考えたのは、お祭りや運動会などイベントで使われる、明るい時間でも見やすい昼花火。色彩は自由自在。景気づけにはもってこい!
実際に煙花火を見せてもらうと、大きな音を立てて爆発。「うお〜!」熊よけなどにも使われる特殊花火。これを演出の参考に。「圧倒されてほしい」「感想言う時間がないくらいの」

仕掛け花火でお祝いのメッセージを送ったら、昼花火とハート花火で景気づけ。その後、畳みかけるようにスターマインへ。フィナーレではリチャードによるビッグサプライズが!
まずは連発花火を後輩の手で作る。花火玉の中には2種類の火薬が。様々な色で燃えながら飛び散る星と、その星を大きく広げる割薬。この小さな星にも、職人の丁寧な仕事が。

「この大きさにするまで1か月かかる」最初はセラミックの小さな粒。ここに、水で溶いた火薬を満遍なく馴染ませ、さらに粉の火薬。幾重にも重ねることで大きくしていく。
玉のおよそ1000倍の大きさに爆ぜる花火。たった1cmのズレでも空中では10m、歪な形になってしまうため、丁寧に玉に星を込めていく。

隙間なく詰め込むこと20分。最も緊張するのが、星を込めた玉をピタッと、一つに重ねる作業。少しでも星の位置がズレたら一から込め直し。
リチャードは、思い切りよく一発で。一方、松島はこの作業をことごとく失敗。「向いてないんだろうな…」そんな松島にもぴったりの作業が。

「これなら重ねる作業が無いんで」花火でハートなど形を描くときは、接着剤で下書きし、その上に均等になるよう星を置いていく。
そしてもう1つ、フィナーレを飾るリチャードの目玉花火が。それは全長300mにも広がる、尺玉と呼ばれる大玉。体積は先程のおよそ67倍、星の大きさも3倍に!

星を詰め終え、「これ(重ねるの)失敗したくない!」緊張の一瞬だが、「成功です!」特大の思いも込めて「リチャ玉」と命名。
上手く花開くかは未知数だが、いざ、サプライズの舞台DASH島へ。文字花火を設置し、筒に玉を込め、準備は整った。

そして、本日の主役たちを海上の特別席へ。「3、2、1、点火―!!」まずは文字花火!「TOKIOさん、30周年おめでとうございまーす!」
ここから藤原考案、5色のカラーで演出した煙花火!さらに、横山のアドバイスで後半に畳みかける約100発のスターマイン!

「怖えぇよ…」思ったリアクションとは少し違ったが、サプライズ成功。この日、直接見るのは叶わなかった太一も映像で。「すごい、5色のメンバーカラーだ」
そして、フィナーレを飾る隠し玉が。「これを海上で自爆させます」「自爆!?」海に浮かべた土台で、設置はプロに託す。

先程よりも倍の距離離れて、その瞬間を見守る。「点火、お願いしまーす!!」「おおわあああーー!!」「湾だから音が響いて良いね!」「低い位置で花開く感じが草間リチャード彌生」
そうリチャードが準備したのは、三重県熊野で有名な、その名も海上自爆。「鉄腕DASHがもっと大きな花火を打ち上げられるように、これからもよろしくお願いします!」