キム・ハヌルとの共演については、「キム・ハヌル先輩との共演は初めてです。授賞式でも、広告撮影でも会ったことがありませんでした」と語った彼は、「僕が高校生の時、1998年にデビューしましたが、その時のキム・ハヌル先輩は、今で言うアイドルのような存在でした。今ももちろん美しいですが、あの時はすごく新鮮で、僕の周りのすべての男性に好かれているアイドルでした。その後、作品でお会いしてもおかしくなかったのですが、僕もデビューして20年以上経って、ついにお会いできました。むしろ今会って演技をする方がずっと楽で、一緒に美味しい店について話したり、体調について話したりします。そうしながら作品の話も気楽にすることができました」とケミストリー(相手との相性)を明かした。

“恋愛ドラマのクイーン”と言われ、好評を博しているキム・ハヌルとのロマンスについても、彼は改めて「このドラマにロマンスがあるんですか?」と疑問を示した。また、「よく見ると、すべて即興的なものです。2人のキャラクターが手をつなぐかどうか悩む場面があったら不倫です。情を通じてのものですから、それがあったら不倫です。でも、突然惹かれ合って、アイコンタクトをします。それは憐れみのような仕掛けだったんです。だからロマンスというよりは、即興的なメロドラマがあるし、ロマンチックな感じはないドラマだと思います」と笑った。

家族はRAINの演技をどのように評価したのだろうか。これについて彼は「娘に見せるには、とても暴力的だと思いました。ですので見せませんでした」と笑った。また「妻(キム・テヒ)も僕の作品のモニタリングをしてくれます。しかし、僕たち同士の暗黙の了解ですが、互いの仕事のことには触れないんです。楽しく見たら『面白かった』と言うくらいです。仕事についてのアドバイスは、間違えば小言になってしまうこともあり得ます。ですので慎重になります。僕も妻も、『すごく面白かったよ』くらいにしています」と話した。

夫婦間の応援については「たくさんします」と強調した。彼は「そのような部分についてはよく合います」とし、キム・テヒとの信頼を強調した。ただ「ロマンスの部分については共有しません。そのようなことを相談し始めたら、やりたいことができない場合もあります」と話した。