9回表、腕を組み戦況を見守る高津監督

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 「ヤクルト6−7中日」(21日、神宮球場)

 ヤクルトの高津臣吾監督は試合後、「ただ悔しいの一言ですね。今年は去年の悔しさを持って挑んだシーズンなんですけれども。もう本当悔しいの一言です」と語った。

 ヤクルトはこの試合に敗れ、CS進出の可能性が完全に消滅。2年連続のBクラスも確定し、最下位に転落した。打線が九回に難攻不落の中日、R・マルティネスから1点差に迫るも、あと一歩届かず。投手陣が誤算で「典型的な今年のスワローズかなと思いますね。5点取っても6点取っても勝てないので、そのぐらい取ったら勝てるチーム、投手陣にならなきゃいけないでしょうね」と言う。

 今年が契約最終年で決断していることは?という問いに「いや、特に何も考えて無いです」と明かし「今シーズンもそうですけども、今日のゲームもそうですけども、やっぱり細かいことっていうか、まだまだ知らないこと、わからないことっていうのがたくさんあるんだろうなと思って見てました。その中でも一つでも二つでも今後のためにね、成長を伸ばす言葉をかけられたらなと思います」と語った。

 21、22年の連覇からまさかの2年連続Bクラス。「力がなかったと思います。僕の力もそうですし、チームの力もそうですし、力がなかったと思います」と指揮官は分析していた。