JRT四国放送

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9月20日、厳しい暑さのもと、若き警察官たちが眉山を走って登る、恒例の縦走訓練が行われました。

(初任科生の円陣)
「覚悟はできとうか」
「誰一人欠けることなく登るぞ」

この訓練は、警察学校の初任科生に体力向上と、あわせて仲間同士の連帯を深めてもらおうと毎年行われています。

この日参加した初任科生31人は、眉山の麓からスタートし、ゴールの山頂まで約10kmのコースを走って登りました。

傾斜の激しい坂道では仲間の背中を支えたり、互いに声を掛けあったりして絆を深め、誰一人欠けることなく全員でのゴールを目指します。

炎天下の中、走り続けること約1時間35分、何とか全員がゴールまで走り切りました。

(初任科第163期生 大澤野々華巡査)
「チームのみんなが声をかけてくれていたので、最後まで走り切ることができてよかったです。仲間と協力して、何事もやり遂げていきたいと思います」

(初任科第162期生 熊橋知晃巡査)
「(この経験は)犯罪に対してみんなで協力して、1つのことを追求していくことにつながるんじゃないかなと思います」

この春から苦楽を共にしてきた仲間全員でのゴール。

時が経っても、みんなと流したこの汗はきっと忘れないでしょう。