U-20日本女子代表が米田のゴールでスペインを下した。 (C)Getty Images

写真拡大

 U-20日本女子代表は現地9月15日、コロンビアで開催されているU-20女子ワールドカップの準々決勝で、U-20スペイン女子代表と対戦。1−0で勝利を収めた。

 ヤングなでしこは、グループステージを3連勝で首位通過し、決勝トーナメント初戦でナイジェリアを2−1で撃破。続く準々決勝のスペイン戦は、立ち上がりからテンポの良いパスワークを見せる。

 12分には、大山愛笑が遠い位置からミドルを狙うも、シュートはゴール右に外れる。14分、クロスに合わせた柏村菜那のヘディングも枠を捉えられなかった。その後も再三にわたりチャンスを作るが、1点が遠くスコアレスで前半を終える。
【画像】U-20女子ワールドカップに挑む!笑顔でポートレート撮影に臨んだヤングなでしこを特集!(Part1)
 後半も主導権を握り、54分には左サイドで早間美空が、松窪真心とのワンツーからボックス内に進入。右足で狙うも精度を欠く。57分の松窪の強烈なシュートはGKの好セーブに阻まれた。

 75分には、右サイドで早間がカットインからグラウンダーのシュートを放つ。これをGKが弾いたこぼれ球を柏村が詰めるも、得点には至らず。90分間では決着がつかず、試合は延長戦に突入する。

 そして延長前半の102分についに先制。左サイド敵陣中央でFKを獲得すると、キッカーの佐々木里緒がゴール前に浮き球のボールを供給する。これに反応した米田博美が競り勝ち、頭で触ってネットを揺らした。

 この1点を最後まで守り抜き、日本がベスト4に駒を進めた。準決勝は日本時間18日に行なわれ、U-20オランダ女子代表と相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部