南米横断を目指し、旅を続けてきた東出昌大とひろゆきに別れが訪れ、2人らしいラストシーンとインタビューで明かされた本音に、視聴者から感動の声が寄せられた。

【映像】「めっちゃ泣いた」東出昌大＆ひろゆきの別れのシーン

　9月1日、『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』がABEMAにて放送された。言論界で大暴れする日本一ロジカルな男・ひろゆきを、論理の通じない過酷な世界に、10万円だけ渡して放り込んだらどうなるのか？そんなテーマのもと、アフリカ・ナミビアの砂漠に置き去りにされたひろゆきが、アフリカ大陸を横断する旅に密着した『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』。その第2弾となる本作では、前回ひろゆきの旅のパートナーを務めた東出昌大が、エクアドル・プラタ島に置き去りにされ、南米を横断する旅に出発。ひろゆきは2日目から合流した。なお、使って良い移動手段はローカル路線バス、ヒッチハイクなど基本的に陸路のみとなっている。

　南米旅23日目、東出は旅の最終日を迎えた。この日一行は、パラグアイからブラジルへ入国し、世界三大瀑布の1つに数えられるイグアスの滝を観光。その後は本場ブラジルのシュラスコを堪能し、午後5時、東出は明朝の帰国に備え、空港近くのホテルにチェックインした。本来であれば、ここで東出とひろゆきはお別れの予定だったが、東出の希望により、最後のディナーを一緒に楽しむことに。そして、食事を終えた2人は喫煙所で一服しつつ、別れの挨拶を交わした。

　東出は「楽しかったです」「本当にありがとうございます」と感謝を伝え、ひろゆきとハグ。「友達に南米旅どうだった？って聞かれたら、なんて言います？」とひろゆきが尋ねると、東出は「うーん、ひと言じゃ言えないな」と濃密な旅の日々に思いを巡らせつつ、「南米自体はまた来るだろうなって思いました」と再訪したい意思を示した。

　その後、2人は「お疲れ様でした」と握手を交わすと、別々の方向へ歩いて行った。帰国する東出にエールを送るように、拳を突き上げるひろゆき。感動的な別れのシーンが展開されたが、その直後、「はい、ひろゆきさんオッケーです！いい感じでした！」と豊川ディレクターからカットがかかった。“ヤラセ”の撮影を終えた東出とひろゆきは、再び元の場所へ。東出は「アスタ・ラ・ビスタ（さようなら）とか言おうと思ったけど、恥ずかしくてニヤニヤしていました」とぶっちゃけ、ひろゆきと大笑いしていた。

　そして今度こそ、本当の別れが訪れた。「なんかトラブったら連絡ください。笑うので」とニヤリと笑うひろゆきに、「絶対意地でも連絡しない！」とピシャリと返し、車に乗り込む東出。最後まで軽口を叩き合いながら、2人の旅は終わりを迎えた。

　その後は、2人の個別インタビューの映像が流れ、ひろゆきは「一緒に旅して楽しかったですか？」という質問に、「楽しいですね」とシンプルに返答。翌日から東出がいなくなることに対し、ひろゆきが「寂しい」とはっきり口に出すことはなかったものの、「口数は減るでしょうね」という言葉に、一抹の寂しさがにじんでいた。

　一方、東出は「スケジュールがゆるすなら、やっぱり一緒にゴールしたかったです」と残念がり、ひろゆきに対する気持ちを問われると、「前回のアフリカ旅より、南米旅を経た今の方が仲良くなったなと思います」と、さらに仲が深まった実感を明かした。前回のアフリカ旅が約2週間だったのに対し、今回2人が共に旅した期間は23日間。前回にも増して長旅だった分、お互いの素が垣間見える瞬間も多くあったという。東出は「お互いのマイペースなところとか粗が見えたりとか」と振り返り、「どんどん仲良くなって、お互いのいびつなところが見えるのは素敵な現象だと思う」としみじみ吐露。そして「仕事で知り合ったはずなのに、一種の友情みたいなものを築き始めているのかなと思います」と、ひろゆきとの関係性を「友情」という言葉で表した。

　同シーンを受け、視聴者からは「仲良しすぎ」「名コンビ」「友情いいな」「絆だよな」「やだちょっと待って…泣く」「めっちゃ泣いた」「東出さんのひろゆきさんに対する気持ちのとこで涙腺ゆるゆる」といった声が寄せられていた。