ロシアの極東カムチャツカ半島でMi8ヘリが墜落したとみられる現場。ロシア非常事態省がテレグラムで公開した画像より(2024年9月1日公開)。(c)AFP PHOTO / Telegram account @mchs_official

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【AFP=時事】ロシアの極東カムチャツカ半島(Kamchatka Peninsula)の救助隊は1日、観光客19人と乗員3人の計22人が搭乗していたヘリコプターが墜落し、17人の遺体を発見したと発表した。地元当局によると、ヘリは8月31日の離陸直後に消息を絶っていた。

 カムチャツカ地方のウラジーミル・ソロドフ(Vladimir Solodov)知事はテレグラムで、1日朝に救助隊が標高900メートルの丘陵地帯でヘリの残骸を発見したと明らかにした。

 非常事態省は、発見されたのはヘリがレーダーから消えた地点付近だと説明。「現時点で既に17人の遺体を発見した」とし、夜明けを待って救助・捜索活動を再開するとしている。

翻訳編集】AFPBB News

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