人前で話すのが苦手な理由は「注目されたくない」が1位 ※画像はイメージです(maroke/stock.adobe.com)

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みなさんのなかには、「人前で話すのがどうしても苦手」という人も多いのではないでしょうか。株式会社R&G(さいたま市大宮区)が実施した「人前で話すのが苦手な理由」に関する意識調査によると、人前で話すのが苦手な理由は「注目されたくない」が1位となりました。では、人前で話せるようになるためにどのような方法を実践しているのでしょうか。

【写真】わ、わ、わかる〜!人前で話すのが苦手な理由

調査は、人前で話すことが苦手な全国の10〜50代以上の社会人500人を対象として、2024年5月〜6月の期間にインターネットで実施されました。

まず、「人前で話すのが苦手な場面」を尋ねたところ、「プレゼン・発表の場」(130人)や「大人数の場で話す」(129人)、「会議で発言を求められる」(121人)などに回答が集まり、たくさんの人から注目される場面や自由に話す場面を苦手だと感じる人が多いことが見て取れました。

また、人前で話すと「言葉が出なくなる」(161人)や「声が震える」(151人)、「頭が真っ白になる」(131人)といった人も多く、頭が真っ白になって、話を続けることが難しくなってしまう様子がうかがえます。

ちなみに、「人前で話すのが苦手な理由」については、「注目されたくない」(136人)」が圧倒的1位に。以下、2位「どう思われるか不安」(63人)、3位「過去の失敗・嫌な経験から」(61人)、4位「失敗したくない」(56人)と続きました。それぞれの回答についてのコメントは以下の通りです。

【1位:注目されたくない】
▽大勢に注目されると緊張するから(20代男性)
▽みんなの視線を浴びるのが嫌(30代女性)
▽たくさんの人に見られているという恐怖感(40代女性)

【2位:どう思われるか不安】
▽どのように他人から評価されるか気になる(40代女性)
▽「いい大人なのに話すのが全然うまくないよね」と思われる世間体が気になる(50代男性)
▽普段あまり発言しないのに会議で発言したら、「急にどうした」と思われそうだから。「見るからに緊張している自分を馬鹿にされているのでは」とも感じる(20代女性)

【3位:過去の失敗・嫌な経験から】
▽幼少期にスピーチを任され、途中で泣いてしまった経験がある(20代女性)
▽過去に話すことを忘れて失敗したから(30代女性)
▽過去にプレゼンテーションがうまくいかなかったので(40代男性)

【4位:失敗したくない】
▽間違ったらどうしようと考えてしまう(20代男性)
▽「失敗してはいけない」という自分の考え方にあると思う(40代女性)
▽ときには言いすぎてしまったり、失言が増えたりするので、話すのは苦手(50代男性)

では、人前で話せるようになるためにどのような方法を実践しているのでしょうか。調査の結果、最も多かったのは「練習・リハーサルする」(137人)でした。次いで、2位「事前に話す内容をまとめる」(132人)、3位「場数を踏む」(69人)、4位「話し方を学ぶ」(49人)と続き、事前準備を重視している人が多いことがわかりました。それぞれの回答についてのコメントは以下の通りです。

【1位:練習・リハーサルする】
▽プレゼンの前にしっかり練習する(20代女性)
▽事前練習を納得いくまで行う(30代男性)
▽人のいない部屋でスピーチの練習。自分が話しているところを録音して修正する(40代男性)

【2位:事前に話す内容をまとめる】
▽事前に台本を準備しています(40代男性)
▽話すことを事前に調べて、箇条書きで文字に起こしておく(50代女性)
▽意見がしっかり言えるように、メモに言いたいことをあらかじめ書いておく(30代女性)

【3位:場数を踏む】
▽失敗してもいいから、なるべく話すように心がけている(40代男性)
▽あえて「大勢の前で話さなければいけない場面」で手を上げます(20代女性)
▽親しくなった人たちとは、なるべく自分から会話を多くするように心がけている(50代女性)

【4位:話し方を学ぶ】
▽話し方教室への参加(30代男性)
▽話し上手な友人に指導してもらう(40代男性)
▽YouTubeで「上手な話し方の解説ビデオ」を見て参考にしている(50代女性)

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【出典】
▽株式会社R&G/人前で話すのが苦手な理由ランキング!克服方法の調査結果も発表