とちぎテレビ

鹿沼市の大芦川流域では、川遊び客の迷惑行為を防止しようと、市の職員などによるパトロール活動が連日行われています。

鹿沼市を流れる清流・大芦川。毎年夏になると川遊びやバーベキューを楽しむ多くの人でにぎわっています。

その一方で、ごみの不法投棄や騒音、花火に路上駐車など迷惑行為が相次いでいることから、鹿沼市は自然や地域住民の生活環境を守ろうと、場所や時間に決まりを設けて違反した人には最大5万円の過料を科す条例を設け、今年4月に施行しました。

禁止エリアには、横断幕や看板などが掲げられ、監視員らが連日、パトロール活動を続けています。

施行から4カ月。終日禁止エリアになっている橋の近くの住民は今年の夏の現状をこう話します。

また、市の担当者からはパトロール活動を行う中で、次のような課題も挙がっています。

鹿沼市では大芦川の自然と地域の暮らしを守るため、パトロールの結果を踏まえて今後、警察や地元住民などと対応を協議していくということです。