とちぎテレビ

夏の全国高校野球、大会１０日目の１６日、３回戦で栃木代表の石橋は青森代表の青森山田と対戦しました。

甲子園初勝利は完封。創立１００周年に花を添えた石橋の３回戦の相手は強力打線が武器の青森山田。アルプススタンドは今回もオレンジ色に染まり大観衆が石橋ナインを支えます。

石橋の先発は甲子園初登板のエースナンバー柳田。しかし初回、高めのボールを青森山田の主砲、原田にセンターバックスクリーン右に持っていかれ２ランホームランを浴びます。

２回裏、福田監督はピッチャーを早くも初戦完封勝利を収めた入江に代えます。しかし１アウト２塁３塁で、内野ゴロの間に１点を失います。

３回表、石橋は２番伊藤、３番鈴木が連続ヒット。伊藤は３塁まで達し反撃のチャンスを迎えます。４番の入江に期待がかかりましたが、ここは見逃し三振。

マウンドを任された入江。３回裏、初回にホームランを放った原田との対決を迎えます。ここは真っ向勝負、空振りの三振に仕留めます。

石橋は４回表にも５番原が左中間に２ベースヒット。このあと３塁に進み再びチャンスを迎えましたが、あと１本が出ません。

青森山田は６回、７回に長打で１点ずつを挙げます。７回裏はさらに２アウト２塁の苦しい場面。青森山田、８番菊池伊真はライト前ヒット。これをライト鈴木が好返球。ホームクロスプレータッチアウト。誰もあきらめていません。

強力打線が自慢の青森山田に真っ向勝負を挑んだ石橋。バックは堂々と守りました。９回表の最後の攻撃、アルプスの応援はより大きく響きランナーを２塁に進めます。しかし、この試合、あと一本が出ず5対0で敗戦。

創立100周年、公立高校の熱い夏の戦いは記憶に残るものになりました。