トミー・エドマン(C)Getty Images

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ドジャースは29日(日本時間30日)、カージナルス、ホワイトソックスの3球団によるトレードを成立させたと発表。カージナルスからトミー・エドマン内野手とオリバー・ゴンザレス投手、ホワイトソックスからマイケル・コペック投手をそれぞれ獲得した。
昨年のワールド・ベースボール・クラシックでは韓国代表としてプレーしたエドマンは内外野を守れるユーティリティプレーヤーであり、前半戦に故障者も見られたドジャースでの起用法には注目が集まる。

■母親が韓国出身の29歳

1995年生まれのエドマンは29歳で母が韓国出身。2019年にメジャーデビューしたカージナルスでは21年にナ・リーグ二塁手部門でゴールドグラブ賞を獲得。その後もコンスタントに出場を続け、昨年にはWBC韓国代表としてもプレーした。
地元メディア『ドジャース・ネーション』は「トミー・エドマンをどのように起用するのか?」とつづり、ドジャースでの起用法に言及。「エドマンは内外野どこでもプレーでき、マックス・マンシー、ムーキー・ベッツ、ミゲル・ロハスが負傷離脱している間は三塁手と遊撃手として活躍する可能性が高い」と現状を見つつ内野手としての起用から始まると予想している。
また、外野手としてもプレーできるユーティリティ性も魅力だとし、「アンディ・ペイジが守備で苦戦を強いられるなか、助けになるだろう」とその守備力でチームを支えると期待されている。
ナ・リーグ西地区で首位につけながら、ムーキー・ベッツ内野手など主力に怪我や離脱者もいるドジャースのなかで、緊急補強されたエドマンがどのような働きを担うのか注目される。