ソニーは、より鮮やかな色彩と、きめ細やかで明暗がはっきりした描写を実現する、Mini LEDバックライト搭載の4K液晶テレビ「BRAVIA 9」シリーズなどを発表。8月10日から順次発売します。

 

今回登場したのは、Mini LEDモデルやQD-OLEDモデル、4K有機ELなど合わせて全4シリーズ12機種。いずれの製品にも、クリエイターが意図した映像を忠実に再現できる「スタジオ画質モード」や、各種コンテンツの信号をテレビが識別し、最適な画質に自動調整する「Prime Video 画質モード」が搭載されています。

 

サイズや型名、発売日などは以下の通りです。

商品名 シリーズ名 サイズ 型名 発売日 価格  

Mini LEDバックライト搭載
4K液晶テレビ  

BRAVIA 9
(XR90) 85V型 『K-85XR90』  

8月10日

 

 

 

 

 

 

オープン価格

75V型 『K-75XR90』 65V型 『K-65XR90』  

Mini LEDバックライト搭載
4K液晶テレビ  

BRAVIA 7
(XR70) 85V型 『K-85XR70』  

8月31日 75V型 『K-75XR70』 65V型 『K-65XR70』 55V型 『K-55XR70』  

QD-OLEDパネル搭載
4K有機ELテレビ  

A95L 65V型 『XRJ-65A95L』  

8月10日 55V型 『XRJ-55A95L』  

4K有機ELテレビ  

BRAVIA 8
(XR80) 77V型 『K-77XR80』  

8月31日 65V型 『K-65XR80』 55V型 『K-55XR80』

 

フラッグシップモデルのBRAVIA 9は、ピーク輝度を最大約1.5倍に高め、4K BRAVIA史上最高の輝度を実現。さらに、新開発のLEDドライバー「XR バックライト マスタードライブ」を搭載し、より緻密にMini LEDバックライトを制御することで、きめ細やかで明暗がはっきりした描写が堪能できるようになっています。

 

音の立体感、クリアさも強化されています。テレビ本体のスピーカーに、音を壁と天井に反射させて上方向から届ける「ビームトゥイーター」を追加したうえ、サウンドバーなどとの接続時に、テレビをセンタースピーカーとして使用できる「アコースティックセンターシンク」機能も進化し、より高精度な音響調整を行えるようになりました。

↑テレビ背面の「ビームトゥイーター」と、テレビのフレームを振動させて高音域の音を前に届ける「フレームトゥイーター」のイメージ

 

「BRAVIA 7」シリーズは、2023年発売のフラッグシップモデル「X95L」シリーズと同じバックライト制御技術「XR バックライト マスタードライブ」を搭載しています。さらに、LEDバックライトの分割数やピーク輝度についても、X95Lシリーズと同等の性能を備えているといいます。

 

「A95L」シリーズは、従来機種の「A95K」シリーズと比較し、ピーク輝度が最大2倍に向上しています。QD-OLEDパネルの純度の高い発色と、プロセッサー「XR」の映像処理技術「XR トリルミナス マックス」を掛け合わせ、より明るく鮮やかな色彩を繊細に表現できます。

 

「BRAVIA 8」シリーズは、プロセッサー「XR」が有機ELパネルの能力を最大限に引き出し、ピーク輝度を最大1.2倍に向上させています。明暗がくっきりとした、高コントラストな映像表現が可能です。壁掛けにも適した薄さで、リビングに溶け込む美しいデザインです。