昨季の終盤はスタメンの座を確保していた冨安。(C)Getty Images

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 アーセナルの日本代表DF冨安健洋が放出される可能性があるようだ。現地時間7月9日に英メディア『football.london』が伝えている。

 アーセナルで4年目を迎える冨安は昨シーズン、怪我による離脱がありながらも、リーグ戦で22試合に出場し、貴重な戦力として活躍。最後の5試合では先発しており、スタメンの座を確保していた。

 新シーズンは不動のレギュラーとしての活躍が期待されるなか、同メディアによると、アーセナルは現在、ドイツで開催中のEURO2024で活躍したボローニャのイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリの獲得に近づいているという。記事では「すでに契約に合意している」とも報じている。
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 また、もしこのイタリア人が加入した場合、「アーセナルがカラフィオーリを買う前に、まず選手を売却しなければならないかどうかは不明だが、彼と契約したら、ヤクブ・キビオル、オレクサンドル・ジンチェンコ、冨安のうち、少なくとも1人は退団する可能性がある」と見解を示した。

 さらに昨夏に加入し、開幕戦で大怪我をして長期離脱していたDFユリエン・ティンベルも復帰しており、「ポジション争いを激化させることになりそうだ」としている。

 3年前にボローニャからアーセナルに加入した冨安は、古巣の後輩に席を譲る形となってしまうのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部