『南くんが恋人!?』主演・飯沼愛らキャスト勢揃い!八木勇征&武田真治、新旧南くんが“お風呂”に
7月16日(火)にスタートするドラマ『南くんが恋人!?』。
今もっとも注目される若手女優・飯沼愛を主演に迎え、名作『南くんの恋人』(原作・内田春菊/青林工藝舎刊)を令和で初めて映像化する。
放送に先がけ、今作の主人公・堀切ちよみ役の飯沼をはじめ、南くん役の八木勇征、ちよみの父・信太郎役の武田真治、ちよみの弟・拓真役の番家天嵩、南くんの父・晴幸役の沢村一樹、ちよみの祖母“大先生(おおせんせい)”こと百合子役の加賀まりこ、そして、ちよみの母・楓役の木村佳乃ら豪華キャストが勢揃いし、制作発表記者会見を開催。
撮影現場やドラマにまつわる秘話などを織り交ぜながらトークを展開した。
これまで幾度となく映像化されてきた『南くんの恋人』の“令和初映像化”となる今作。今回は【男女逆転バージョン】となっており、数々の作品で手のひらサイズになってきた《ちよみ》ではなく、《南くん》が手のひらサイズになってちよみの前に現れる、という設定だ。
◆八木が15cmになって飯沼の肩の上に登場!
和やかに会見がスタートしていくかと思われるなか、会場に南くん役の八木の姿がないことが判明。
すると背後の巨大LEDパネルに、まさに“手のひらサイズ”になった八木が登場し、キャスト陣&集まった報道陣を驚かせる。
飯沼の肩の上にちょこんと乗った八木に、木村や加賀は口々に「可愛い」「小さすぎるわね」と感想。武田からの「僕も南くんを手のひらに乗せてみたい」という要望で、“新旧南くん”の不思議な共演も実現した。
撮影では、このLEDパネルに巨大な背景を映し出しながらCGやグリーンバックを駆使。さらには大きな食器やカップラーメンなどのセットも用いての撮影手法に、八木は「目線をどこにするか、イメージが大事」とコメント。「でも僕はグリーンバックがメインの撮影なので、ちょっと寂しいんです」と本音も明かされた。
相手役の八木がグリーンバックということで、ちよみ役の飯沼はどのように撮影しているのか、という疑問が投げかけられると、「15cmの人形を相手にお芝居をしています」と告白。
1994年に放送された『南くんの恋人』で南くん役を演じた武田は、「僕のときは人形を用意していただけなかったので、チョコバーに顔をつけて…」と笑いを交えながら当時の秘話を明かしていた。
そんな武田は、今作の南くん・八木に対して「小さくなっちゃったときは、一旦“裸(ら)”だったの?」「いつまで“裸(ら)”だったの?」と質問攻め。
さらに、「マグカップ風呂は『南くんの恋人』の名物シーン」との発言も飛び出し、新旧南くん2人が仲良く巨大マグカップの中に入ってみるという貴重な一幕も。武田は「入ってみたかったんだ」と大満足な様子だった。
会見では、キャスト陣から撮影現場の様子などが語られる場面も。
“堀切家”として撮影を共にしている番家、木村、武田、加賀からは“座長”であるちよみ役の飯沼を大絶賛する声があがった。
ちよみの弟・拓真を演じる番家は飯沼とのお芝居が楽しい、と報告。加賀、木村も「お芝居も上手だし、本当にいい子! イチ言ったら10わかる」「大先生(加賀)のおっしゃる通り!可愛くて一生懸命で、本当の母のように心配になる」と、目を細めながら飯沼について語っていた。
そして、30年前の南くん役である武田も「この夏のヒロインにぴったり!」と太鼓判。すると飯沼は、「武田さんに『ちよみ』って呼ばれるのがエモい」と、ちよみ役ならではの感想を。武田も「等身大の《ちよみ》に『ちよみ』と呼びかけた思い出がない。欠けた思い出を埋めている気分」と応えた。
八木とは父子役でありながらなかなか共演できるシーンが少ない沢村は、八木に「綺麗な顔だよね。僕の若い頃にそっくり(笑)」と笑いかけ、会場の笑いを誘う。
また、印象的な撮影シーンについて、飯沼との爆笑シーンを回顧した木村。「おかしなシーンなんだけど、あそこを真剣にやらないと、と思って頑張ったら、声が枯れました(笑)」と振り返ったシーン、ドラマ本編で注目だ。
「この夏一番のホームラブコメディーであり、人の心を動かすヒューマンドラマでもあります」と八木。
飯沼からも「愛の詰まったドラマ。いろんな愛情を受け取りながら撮影を頑張っています、過去の作品を見ていた方もそうでない方も楽しんでいただけたら」と呼びかけられ、作品同様、和やかで愛あふれる雰囲気のなか会見は終了した。