リュウジ『1年間で出るか出ないかの傑作!』 今まで食べた中で一番ウマい「至高のカオマンガイ」に挑戦!

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タイ料理の中でも日本人の味覚に合うと人気なのが「カオマンガイ」。鶏の旨味がしみ込んだご飯に、ぷるっぷるの蒸し鶏が乗っているので、おいしいはずですよね。タイでは香辛料やハーブを効かせた甘辛いたれを掛けて食べるそうですが、リュウジさんは「香味だれ」「スイートチリだれ」「オイスターソースだれ」の3種類を添えて作っていました。蒸し鶏はレンジでやわらかく作れるそうなので、気軽に「至高のカオマンガイ」に挑戦出来そう♪

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リュウジさんのX(旧Twitter)がこちら!


リュウジさんのX(旧Twitter)に、おいしそうなカオマンガイのショート動画が投稿されていました。

タイ料理が大好きなリュウジさんが、たくさんカオマンガイを食べ歩いた中で自作の「至高のカオマンガイ」が一番!と絶賛していますよ。

3種類の手作りだれがポイントのよう。1年に出るか出ないかの傑作と紹介されているのを知れば、見逃すわけにはいきません。

リュウジさんが太鼓判を押す「至高のカオマンガイ」を作ってみます♪

3種のたれがポイント!「至高のカオマンガイ」を作ってみた!



【カオマンガイ・材料】(2人分)
お米…1.5合
鶏もも肉…350g
塩…小さじ1/3 ※鶏もも肉下味用
砂糖…ひとつまみ
しょうが…10g
長ねぎ(緑の部分)…適量
酒…大さじ1
塩…小さじ1/3
青ねぎ(小口切り)…適量
パクチー…お好みで ※無くても可



【香味だれ・材料】(作りやすい分量)
長ねぎ(白い部分)…15g
しょうが…5g
ナンプラー…大さじ1
水…大さじ1
レモン汁…小さじ2/3
うま味調味料…4振り
ゴマ油…大さじ1/2



【スイートチリだれ・材料】(作りやすい分量)
一味唐辛子…小さじ2/3
ナンプラー…大さじ1/2
砂糖…大さじ1/2
にんにく(すりおろし)…3g
レモン汁…小さじ1/2



【オイスターソースだれ・材料】(作りやすい分量)
オイスターソース…大さじ1
しょうゆ…小さじ1
水…小さじ2
鶏のゆで汁…小さじ1

1.  耐熱容器に鶏もも肉を入れ、塩(小さじ1/3)と砂糖を振りかけて全体に揉み込みます。カオマンガイ用のしょうがをみじん切りにします。



塩で旨味、砂糖でしっとり感が鶏もも肉に付きますよ。しょうがもみじん切りにしておきました。

2.  しょうがの半量を鶏もも肉にまぶし、長ねぎの青い部分と酒を加えてラップをして電子レンジ(600W)で3分50秒~4分加熱し、ラップをしたまま5分ほど余熱で火を通します。



しょうがと長ねぎの青い部分で鶏もも肉に香りを付けます。一般的な「カオマンガイ」は茹でて作るそうですが、レンジで簡単に蒸し鶏を作るのがリュウジさん流ですよ。



レンジで蒸し鶏を作ると鶏もも肉から出る肉汁を無駄なく使えるメリットも。レンジ600Wで4分加熱したら、ラップをしたまま置いて余熱で5分火を通します。

余熱で5分の火入れが終わったら小さじ1杯分の肉汁を「オイスターソースだれ」用に取り分け、蒸し鶏にラップを掛けておきます。

3.  お米を軽く洗ってかぶるくらいの水を入れ、蒸し鶏の余熱が終わるくらいまで吸水させます。



この段階では1.5合分の水を入れる必要はありませんよ。

4.  炊飯器に3のお米、2の蒸し鶏の肉汁(小さじ1を取り分けた残り)、残りのしょうが、塩(小さじ1/3)を加えて軽く混ぜ、1.5合の線まで水を注いで普通モードで炊飯します。



2の蒸し鶏から出た肉汁としょうがを加えると、とてもおいしいしょうがご飯になるそうです。



普通モードで炊飯します。ご飯を炊いている間に3種類のたれを作ります。



5.  香味だれ用の長ねぎとしょうがをみじん切りにし、ナンプラー、水、レモン汁、うま味調味料、ゴマ油を加えて混ぜます。



「香味だれ」は長ねぎとしょうがが香るさっぱり系のたれ。ナンプラーとレモンでタイ風のおいしさになりますよ。

6.  スイートチリだれ用の一味唐辛子、ナンプラー、砂糖、にんにく、レモン汁を混ぜ合わせます。



「スイートチリだれ」は辛味、酸味、甘味が一体になったタイ料理の基本的な味付けのたれ。カオマンガイの追いだれとして添えます。

7.  オイスターソースだれ用のオイスターソース、しょうゆ、水、2の蒸し鶏の肉汁(小さじ1)を加えて混ぜます。



「オイスターソースだれ」は蒸し鶏の肉汁を加えたしょうゆ系の親しみのある味わいのたれ。こちらもカオマンガイの追いだれとして添えます。

8.  ご飯が炊けたら2の蒸し鶏を電子レンジ(600W)で40秒ほど温め直し、1cm幅くらいに切ります。



レンジで作った蒸し鶏は皮も身もぷるっぷる♪切った蒸し鶏の色が赤い場合は、電子レンジ(600W)で1~2分ほど再加熱してくださいね。

しょうがご飯の上に蒸し鶏を盛り付け、香味だれ、青ねぎ、お好みでパクチーを乗せて「スイートチリだれ」と「オイスターソースだれ」を添えたら完成です。

青ねぎとしょうがが香るたれが爽やか♪追いだれ2種でおいしさが倍増!



リュウジさん考案の「至高のカオマンガイ」が完成しました!デフォルトは「香味だれ」掛けなので、爽やかに食べられそうです♪



まずは「香味だれ」を掛けた「至高のカオマンガイ」をいただきます。

青ねぎとしょうがのふわっと爽やかな香りが口に広がります。ぷるっぷるで肉厚の鶏もも肉がやわらかく、さっぱりとしたしょうがご飯にとても合います!

さっぱりとしていながらも、ほんのりとナンプラーの香りが漂うので、食べやすいタイ料理として楽しめますよ。



次は「香味だれ」が掛かった「至高のカオマンガイ」に「オイスターソースだれ」も掛けていただきます。

味がガラッと変わり、日本人になじみのある濃厚なしょうゆ系の味わいに。オイスターソースの割合が多いので塩味が少し強めですが、夏の暑い時期ならこれくらいの塩味がちょうど良いのかも。

ナンプラーの香りがほぼ無くなるので、ナンプラーが苦手な方は「オイスターソースだれ」でカモフラージュすると、蒸し鶏の中華丼的な味わいで食べ進められますよ。



最後は「スイートチリだれ」。これが一番タイ料理らしい味わいになりそうですが、唐辛子が苦手な筆者にはハードルが高め。

「香味だれ」を掛けた「至高のカオマンガイ」に少し掛けて食べてみると、辛味が一気に広がって、これぞタイ料理!というピリ辛味に。スイートチリと言いつつ、一味の辛味がしっかりとあるので辛いです。

でもクセになる辛さ。追いだれなので自分に合った量を掛けられるのがとってもいい!筆者は少量で満足しましたが、辛い味がお好きな方はきっとハマる味わいだと思います。

3種のたれをカスタマイズしながら食べれば、本場の「カオマンガイ」に並ぶ味に



リュウジさん考案の「至高のカオマンガイ」はレンジで作る蒸し鶏と、タイ料理らしい味わいを生む3種のたれがポイントでした。

「香味だれ」「スイートチリだれ」「オイスターソースだれ」とも、薬味と調味料を混ぜ合わせるだけなのでとても簡単に作れ、さっぱりとした「至高のカオマンガイ」に掛けるだけで、一気にタイ料理らしい味わいへと変化しました。

好きなたれを好きなだけ掛けられるので、より自分の好みの「至高のカオマンガイ」に仕上げることが出来、本場のタイで食べるよりもおいしいのでは?と思えましたよ。

レンチンで蒸し鶏を作る、ご飯を炊く、たれを混ぜて作る。これらの工程でおいしいカオマンガイを作れるので、ぜひ多くの方に試して欲しいなと思うレシピでした。

暑くなるとピリッと辛いアジアご飯を食べたくなると思うので、ぜひ作ってみてくださいね。