トークショーに登壇した南野拓実【写真:河合 拓】

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都内でトークショーを開催

 日本代表MF南野拓実が6月29日に都内でトークショーを行い、海外で驚いたことについて時間のルーズさを挙げた。

 トークショーで参加した80人のファン・サポーターから質問を受けた南野は「サッカーに関してはいろいろありますけど、役所とかに行って待たされることがめちゃくちゃ長い」と、自身の経験を振り返った。

 南野は10年前、19歳の時にセレッソ大阪からオーストリア1部ザルツブルクに移籍して、海外でのサッカー人生をスタートさせた。そんな長い欧州での生活のなかで、時間の感覚が日本人と欧州の人では違うと語った。

「役所はお堅いというか、ちゃんとやってくれるイメージがあるじゃないですか。例えば『3時から』と言われたら、僕は3時前、2時50分には始められるようにいくけれど、そこに対する時間がルーズです。ドイツ、イギリスはそうでもないかもしれませんが、フランスの南はそういう感じです。その感覚の違いはビックリしました」と、対応の違いについて言及した。

 そしてクラブでも同じような経験をしているという。「チームでのディナーとか、みんなで行くときも結構、遅いんです。21時、22時集合でも、全員が集まるのは23時半とかだったりする。僕はもう帰って寝たい時間(笑)。そういう違いがあって、時間通りに行くと、大体1番だったりする。ほかの日本代表選手たちと話しても、そういう感じでした」と、欧州クラブの基準を日本代表でも確認したと笑った。

 ちなみに、南野はその対応策として「最近、僕も30分から45分遅れでちょうどいいというのが身についた」と言い「日本に帰ってきた時は気を付けないといけない」と、欧州生活が長くなり、生活習慣もしっかり適応していることを明かしていた。(河合 拓 / Taku Kawai)