超小型スマホ「Unihertz Jelly Max」の登場を予告!クラウドファンディングを実施予定

Unihertz(ユニハーツ)は21日(現地時間)、同社が展開している超小型スマートフォン(スマホ)「Jelly」シリーズの次期製品「Jelly Max」を投入すると予告しています。現在は正式発表に向けてFacebookにて公式グループ「Unihertz Jelly Max」にて徐々に製品について明らかにしていく段階となっており、近くクラウドファンディングサイト「Kickstarter」にて支援募集を開始すると見られます。

現時点では詳細な仕様は明らかにされていませんが、すでにJellyシリーズ初の5Gに対応することが明らかにされており、先立って公開されたディザー画像では初代「Jelly Pro」や2代目「Jelly 2」と同じような背面が丸みのある厚いスタイルで、画面の左上にパンチホールがあるほか、3.5mmイヤホンマイク端子や画面内指紋センサーに対応していることが判明しています。一方、サイズはこれまでの3インチサイズから少し大型化しそうです。


Unihertzはこれまでクラウドファンディングにて資金を集めてスマホを開発・製造してきた中国のベンチャー企業で、世界最小の4Gスマホ「Jelly」および「Jelly Pro」を皮切りにQWERTYキーボード搭載スマホ「Titan」シリーズやタフネススマホ「Atom」シリーズなどを展開してきましました。

また最近ではクラウドファンディングによる資金調達をせずにいきなり新製品を発売するようにもなってきており、背面側に搭載されたLEDがカラフルに点灯する個性派な「Luna」シリーズや大容量バッテリーを搭載した「Tank」シリーズを販売しています。

そうした中でJellyシリーズとしては昨年に投入された「Jelly Star」に続く次期製品として5Gに対応したJelly Maxが開発されているようで、Jelly StarはJelly 2にLunaのような背面が光る要素を取り入れた派生モデルに近かった印象ですが、Jelly Maxはいよいよ本当の意味でのJelly 2の後継機種となりそうです。


一方でJelly 2では日本国内向けモデルとしておサイフケータイ(FeliCa)にも対応するなど、非常に力の入ったモデルとなっていましたが、Jelly StarはFeliCaに非対応となっていたこともあり、次のJelly Maxがどうなるのかも気になるところです。

同社ではJelly StarのときにNFCによるタッチ決済ができるため、FeliCaのニーズはそこまで高くないとしていましたが、日本ではFeliCa非対応がゆえにJelly Starを見送ったという人も多くいたため、Jelly Maxで再びFeliCaに対応して欲しいところではあります。

なお、ティザーWebページでは「Something new is coming soon. Be the first to know about Unihertz new product launch! Subscribe to get the latest updates about Unihertz new product release.」とのメッセージが記載されており、メールアドレスを登録することによって発表後にすぐにこの新製品の情報が通知されるようになるようになっているため、興味のある人は登録していち早く情報をゲットしてみてはいかがでしょうか。



記事執筆:memn0ck


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