『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』の模様(C)フジテレビ

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 フジテレビ系バラエティー『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』が、22日に放送される(後9:00)。昨年の初開催に続き、2年連続2回目となる夏の“細かすぎて”が開催となるが、このほど行われた収録後に、とんねるず・石橋貴明とアンタッチャブル(柴田英嗣・山崎弘也)が取材に応じた。

【番組カット】満面の笑みでネタを見守る満島ひかり

 11月8日・9日の2日間にわたって、東京・日本武道館で「とんねるず THE LIVE」を開催することも話題となり「次回の『細かすぎて』でネタになるのでは?」との質問も。石橋が「ただ、本当にまだギャラが決まってないんで(笑)」と冗談交じりに応じると、すかさず山崎が「やめましょうよ(笑)、夢を売る商売なんだから」と続け、柴田も「そういうことでやるんじゃないんですから!何十年間の感謝を伝えたいって、おっしゃっていましたから」と石橋の思いを代弁し、山崎が「もう、伝説になりますよこの2DAYSは」と声を弾ませた。

 さらに「12月31日は武道館でもフジテレビでもなく、NHK?」との質問には、山崎が「おぉー紅白ね!」と興奮気味にコメント。石橋は「紅白はないでしょ」と恐縮しながらも、相方の木梨憲武がラジオで「全力で紅白取りに行く」と言っていたことを知らせると「いつも適当なことばっかり言っているんですよ(笑)」と答え、山崎から「いやいや(貴さんも)たいがいですよ(笑)。我々ファンとしては夢ありますよね」とツッコミと期待の声が寄せられていた。

 同番組は、あまりに“細かすぎる”故に、笑いにはなりにくいと思われてきたマニアックなモノマネや、アンダーグラウンドな芸にも光を当て、幅広くお笑い芸人、モノマネ芸人の登竜門ともいえる存在となった。プロ・アマ問わず挑戦ができることから、数多くの新しい人気芸人を輩出してきたコーナーとして、多くの人々の記憶に残るものとなっている。また、番組独自の「ネタ終了間際にステージが割れ、芸人が足元から落下して消えていく」という画期的なシステムは、モノマネ芸の新しい楽しみ方をテレビにもたらした。

 今回も、おなじみのベテランモノマネ芸人から規格外の新人たちが、過酷な全国一大オーディションを勝ち上がってきた。常連組が安定した“鉄板”芸を見せる一方で、初登場の新人がまったく予想もつかないシュールなモノマネを展開するなど爆笑の連続。果たして、見事ファイナリストに残り、優勝の栄冠を勝ち取るのは、円熟のベテラン芸人か。それとも、令和の時代に新しい笑いを生み出すニューカマーか。ゲストには、満島ひかり、山下智久が出演する。