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 東京女子プロレスは16日、福岡市のアクロス福岡で「TJPW CITY CIRCUIT ’24」を開催し、メインのタッグマッチは地元凱旋となった山下実優と伊藤麻希のタッグチーム「121000000」(ワントゥーミリオン)が、バートビクセン、LAテイラー組から勝利し故郷に錦を飾った。

 ともに福岡出身の山下、伊藤はそれぞれ海外マットでの活動も増え、今回は久々のタッグ結成。対戦相手は米インディーマットで活躍するビクセンと英国を主戦場とし、身長1メートル83のテイラー。手強い相手だったが、「121000000」は地元の声援を一身に受けながら息の合った連係で攻め立て、最後は山下がクラッシュ・ラビットヒートでテイラーから3カウントをもぎ取った。

 「改めて伊藤と組むのはめちゃめちゃテンションが上がるし、闘うのもテンションが上がるし、最高のパートナー」と褒めちぎった山下だったが、伊藤がアメリカGCWマットでニック・ゲージとのタッグ「Maki Death Kill」を本格化させているのは気に入らない様子。「伊藤とおそろが欲しい。次までに用意しないと許さないから」と厳命すると、伊藤は「これがパワハラってやつですよ!」と報道陣に訴えた。

 それでも「121000000」は「ベストタッグチーム」との思いは変わらず、「じゃあ、なんか作りましょう」と面倒くさそうに約束していた。