女性と偽って複数の少年を誘い出しみだらな行為をした上、動画で撮影した罪などに問われた男に対し、鹿児島地方裁判所は14日、懲役7年の実刑判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、鹿児島市甲突町の無職・森岡優十被告(24)です。

判決などによりますと、森岡被告は去年6月から7月にかけて、3人の少年に対し、未成年であることを知りながらみだらな行為をして、その様子を撮影したほか、別の少年を刃物で脅して監禁した罪に問われています。

森岡被告はSNSに女装した動画を載せ少年を誘い出し犯行に及んだとされていて、14日の裁判で鹿児島地裁の小泉満理子裁判官は、「性別を偽って被害者に接触し被害者の性的自由を害した程度は大きい」として懲役8年の求刑に対し懲役7年の実刑判決を言い渡しました。