宮迫博之

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「『牛宮城』とか『オムサコライス』とか、いろんなことで動いているもんやから、世間の人って“儲けてる”と思ってるんよね」

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 ユーチューバー兼飲食経営者の宮迫博之(54)は、5月に配信した動画でそう語った。

予約が取れなかった『牛宮城』の現在

「動画では、儲けているという意見に対して、“全然やっちゅーねん”とも発言していますが、状況はまさに全然という感じですね」

 そう話すのは飲食コンサルタント。宮迫の飲食業スタートは、焼き肉店『牛宮城』だ。

「当初はユーチューバーやインフルエンサーらの力もあって“予約が全然取れない”という盛況ぶりでしたが、現在は週末を含めて週7でたいてい全枠予約可。全盛期を考えればガラガラといえます。ネームバリューはすごいですから、要因はリピーターが少ないことでしょう。行った人のレビューは“この値段を出すなら別の焼き肉に……”という声が多い」(同・飲食コンサルタント、以下同) 

 そんな宮迫は現在、焼き肉だけでなくオムライスにも手を出している。

「“世界一おいしい宮迫家のオムライス”と銘打ち、『ななえママ』の愛称で知られる銀座のクラブママの唐沢菜々江さんと始めた『オムサコライス』。宮迫さんは監修で関わっている。渋谷に本店があり、千葉や大阪などにも」

 いや、宮迫の地元でもある大阪の店舗は「あった」という言い方が正確かもしれない。

「大阪の天神橋に開店したオムサコライスは2023年末に開店。ウーバーイーツもしくはテイクアウトが基本ですが、イートインも可。しかし、開店から半年ほどしかたっていない現在、ウーバーのページは削除され、公式インスタも削除されています」

『1か月売り上げ300万円』への疑念

 店の公式LINEに営業について問い合わせると、既読になるが返信はなかった。

「行ってみたのですが、営業時間なのにやっていないし、臨時休業等の張り紙などもない。閉店したのかと思いましたが、公式サイトではまだやっているような感じで……」(近隣住民)

 “世界一”のオムライスは夢半ばで散ってしまったのか。運営会社に問い合わせると以下の回答があった。

「現在、オムサコライスの直営店としては渋谷本店のみでありまして、他の営業店舗等は今のところFC(フランチャイズ)店舗のみとなっております。ご質問の天神橋店につきましては、メニューFCとデリバリーFCという契約でした。メニューFCというものは、実店舗ではなく他の飲食業態をやっている店舗内にてオムサコライスのメニューを出せるというものです。しかしFC契約の違反に該当したため、サービスの停止をさせていただき、5月16日に解約合意書を結ばせていただきました」

 違反の内容について問い合わせたが返答はなかった。

 前出の飲食コンサルタントは、オムサコライスのFCについて次のように話す。

「FCの募集ページに、『1か月売り上げ300万円の収益実績も』とあります。渋谷本店がオープンして1か月も営業していないときから記載されていて、その時点では短期のキッチンカーでの販売実績しかなかったはずなので、この記載はどうなのか……。本当に300万円売り上げたのかもしれませんが、イベントなどのキッチンカーと常設の店は事情が違いすぎますね」

 宮迫の味が世界一かは定かではないが、現在それを味わえる店は非常に限られている。